「こどもかいぎ」を
体験した人たちの声


実際に『こどもかいぎ』を体験したお子さん、保護者さま、『かいぎ』を進行するファシリテーターにアンケートを取りました。


『こどもかいぎ』を子どもたちはどう感じたのか、保護者はどんな変化を子どもにみたのか、ファシリテーターは子どもたちとの時間をどう捉えたのか、ぜひ「生」の声をお聞きください!

※ 3歳(年少)〜12歳(小学校6年生)まで、『こどもかいぎ』を体験した約20名のお子さんと保護者の方から感想を伺いました。



■ 『こどもかいぎ』に参加したお子さんへのアンケートデータ
■ 『こどもかいぎ』に参加したお子さんたちの声
■ 保護者さまへのアンケートデータ
■ 保護者さまの声
■ ファシリテーションを体験された方の声



■『こどもかいぎ』に参加したお子さんへのアンケートデータ




Q.『こどもかいぎ』の満足度

『こどもかいぎ』の満足度は5点満点で何点でしょうか?


Q.『こどもかいぎ』の必要性

『こどもかいぎ』のようなものを学校等でも定期的に実施してもらいたい! 必要だ!と思いますか?


Q.日常で話を聞いてもらう機会

学校生活の中で、自分の気持ちや意見を発言したり、自分の話を聞いてもらったりする機会は十分にあると思いますか?


Q.居場所としての『こどもかいぎ』

会議が終わった後、自分の話を受け止めてもらえた安心感を感じたり、『こどもかいぎ』は自分の居場所になりうると思いましたか?


Q.『こどもかいぎ』で改善する生活環境

もし、『こどもかいぎ』が学校などで定期的に取り組まれていたら、いじめや不登校、引きこもり、ケンカなど、子どもを取り巻く様々な問題や、生活する環境は良くなっていくと思いますか?


Q.『こどもかいぎ』で伸びる力

『こどもかいぎ』を続けていくと自分のどういった力が伸びていくと思いますか?






■『こどもかいぎ』に参加したお子さんたちの声

「大人が子どもたちに真剣に場所を作ってくれようとしていることが分かって、本当に嬉しかった」
「大人が自分たちの話をちゃんと聞いてくれることが、こんなに"快感"なんだと思わなかった」
「自分の話を聞いてもらえて自信が持てた」
「自分の意見を言うのを苦手な私でも安心して意見を言えた。こういう場は大切だと思う。」
「とにかく楽しかった!もっとたくさんやりたかった。戦争の話とか、学校の友達とは話し合うことがないことを話しあえた。」
「みんなの夢がきけた。またやりたい!」
「みんなで良い意見を聞いたり話したりできて、ものすごく楽しかった。」
「自由に発言できるのがとても楽しかった」
「話したいこととかをいっぱい言えて、気持ちがスッキリした。」
「人の気持ちをちゃんと聞いて、わかりあうことが、いいなと思った。」
「いろんな意見を持って、たくさん話せるのが楽しいっていうことを、改めて学びました。」



■保護者さまへのアンケートデータ




Q.『こどもかいぎ』に参加したことによる子どもの変化

お子様が『こどもかいぎ』に参加したことで、子どもたちが「自分の気持ちや感情を言葉にしたり、発言したり、対話をする力」があることへの印象が変わりましたか?


Q.『こどもかいぎ』の必要性

お子様が『こどもかいぎ』に参加したことで、日本の子どもたちが自分の意見を「発言」する機会を増やしていく必要性を感じられましたか?


Q.多様な力を伸ばす『こどもかいぎ』

「子どもの頃から対話」をする習慣があれば、「将来的に新たなビジネスや仕組みを創造するなど、社会貢献ができる人材になる可能性」があると感じられましたか?


Q.子どもの問題を改善する『こどもかいぎ』

「子どもの頃から対話」をする習慣があれば、周りに相談しやすくなり、いじめ、うつ、不登校、ひきこもり、自殺、性暴力などの改善につながる可能性があると感じられましたか?


■保護者さまの声



「『こどもかいぎ』以降、日々考えることを今まで以上に話してくれるようになったのは、非常に大きな変化です。」
「継続的にこういう場があれば、子どもたちはもっと輝けるとおもう。」
「話の聞き方が上手になりました。相づちを打ったり、リアクションをとったり、話している子をじっと見つめたり。」
「家族には照れくさくて話せないようなテーマも、どこかで発言できる機会があると、考えるきっかけができる様になるので、今後もこのような機会があると良い。」
「否定せず聞いてくれる場があれば、子どもたちは自分の考えを伝えようとしするのだ、ということがよく理解できた。」
「小さいながらにどんな言葉も行動も、ぐるぐる頭の中を回転させて、しっかり自分の感情や経験などを取り入れながら考えていたんだなーという事をしみじみと感じられ、もっと子どもの話に耳を傾けようと思いました。」
「話すのが苦手な子、自分をなかなか出すことが出来ない子も、小さい時から発言する機会があれば、自分を好きになれたり、理解してくれる仲間が出来たり、考え方が変わったりするのではないかと思ったので、とても必要性を感じました。」
「「こどもだからできないだろう」という思い込みが知らない間にあった。子どもの可能性について改めて考える機会となりました。」
「『こどもかいぎ』という貴重な体験をさせていただいた事によって、怒ってばかりだったのは子どもの話を聞いていなかったからだったんだと思いました。なのでどんなに小さくても対話をしなきゃなと思い、子どもが話しかけてくれる事が今まで以上に嬉しく感じられるようになりました。」
「自分の言いたいことだけを話して終わりではなく、他人の話も聞く力が上がったと思います。それは自分の話も聞いてもらうという体験があってこそ。」
「自分の考えや主張の仕方は、国際的に日本人は苦手だと思うので、子どもの頃からの訓練や環境に変化が必要だと思います。」




■ファシリテーションを体験された方の声


◎映画『こどもかいぎ』に登場したカッキー先生

「子どもだったらこれぐらいだろうみたいなところで、線引きを既にしてしまっていたのかな……。子どもの中には言いづらい子とか、うまくしゃべれない子とかもいて、でも中に秘めているってものが、とんでもなく大きいというか、すごい未知数なものを、やっぱり子どもって持ってるんだなぁって思いました。」

「『こどもかいぎ』を始める前は、何を話してたかっていうのが肝だと思ってたんです。でもそうでなくて、何を話しても聞いてもらえる、どんな話でも聞く、というのがすごくいい経験になったのだろうと思います。話をしたら聴いてくれたという経験を持つことが、大事だと思いました。」


◎映画『こどもかいぎ』に登場したユミコ先生

「やっぱり毎日、保育を進めていくのに必死で、ちゃんと子たどもちの話って聴けてないなぁって思ったので、『こどもかいぎ』を体験してからは、子どもが話しかけてくれた時は、その場で、しっかり聞いてあげるようになりました。」

「日常生活の中で、子ども達とは話はしますけど、その子が実はどう思っているか、そこまで深い話って聞けていないんですよね。子ども達なりに普段生活している中で、思っていたり、悩んでいたりすることがあるんだなっていうのを知りました。」


◎SAPIX YOZEMI GROUP共同代表・高宮敏郎さん(小学生への『こどもかいぎ』を経験)

自分の頭で整理して考えて伝える、アウトプットすることで、すごく思考力がつきます。そして、お友達の話をちゃんと聞けるかどうかということも、とっても大事で、違った立場からは同じものでも違って見えるんだということを学んでいくと、大きくいうと世界は平和になっていくし、普段のコミュニケーションもうまくいくのかなと、実感しました。」

子どもたちはここまで考えてるんだっていうのが分かったので、すごく勉強になりました。でも一方で、大人が期待している答えを先回りしていってるのかもしれない。それが本音なのか、そこは大人としてよく考えないといけない。”本当は違うんだよなー”って思っている子や発言が苦手なタイプの子たちに、目配せしていくことは本当に注意が必要で、信頼関係を築いたり、回を重ねていくことが大事なのかなと思いました。」


◎教育YouTuber・葉一(はいち)さん(小学生への『こどもかいぎ』を経験)

「学年が上がっていくと、子どもたちが周りの空気をよんで、自分の意見を抑えてしまう傾向が強くなります。特に日本はそういうのが強い。そこの部分はやっぱり無くしていきたいと思うんですよね。意見や質問を言うのはとても良いことだし、その発言が周りの人の気付きのきっかけにもなる。そういった感覚が子どもたちの中に芽生えたら、今よりも子どもたちが生きやすくなるような気がしています。」

「ある会議の場で、海外のクリエイターに、”日本人は質問しない”と言われたことがあります。海外のクリエイターは、我こそってみんな手をあげていたんです。『こどもかいぎ』のような場を、もっと設けて継続していったら“質問することっていいことだよね”と子どもたちが思えるようになっていくんじゃないかな、と強く感じた日でした。」



その他、『こどもかいぎ』について&プロダクションノートはこちら

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