推薦:厚生労働省  後援:内閣府 / 日本保育協会 / 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン / 認定NPO法人フローレンス


映画『こどもかいぎ』を観る方法



私たち大人は、どのくらい子どもたちに向き合えているでしょうか?

映画『こどもかいぎ』は、子どもたちが「かいぎ」をする保育園を1年間に渡って撮影したドキュメンタリー。

子どもたちの「かいぎ」には、明確な答えも結論もありませんが、全力で話し合い、遊び、泣き、笑い、成長する姿があります。

子どもはそのピュアな眼で何を見て、何を考え、どうやって社会とつながろうとしているのか…。
私たちは目の前のことに振り回されて、普段そんなことに思いを巡らせることはないかもしれません。

しかし、正解のない現代社会で、人とのつながりや対話が一層重要になっている今、子どもたちの目線に立って世界を見ることは、実は社会が抱える様々な課題を解決するヒントになるかもしれない。


そんな想いと好奇心から、大ヒットドキュメンタリー映画『うまれる』、『ずっと、いっしょ。』『ママをやめてもいいですか!?』を生み出した監督とメインスタッフが再集結!

とある保育園で新たな取り組みとしてスタートした「こどもかいぎ」を中心に、子どもたちの日常を覗いた世界とは・・・。


「どうして生まれてきたんだろう?」
「ケンカしないようにするにはどうすればいいの?」
「宇宙って誰が作ったの?」
「鼻くそって、きなこ味がするんだよ」


子どもたちから繰り広げられる奇想天外な発想と、まっすぐな言葉に、思わず笑い、時にハッとさせられます。

保育園は多くの子どもたちが初めて社会と出会う場所。 そこで未来の子どもたちは何を考え、無限の可能性をどのように伸ばしていくのでしょうか?

いつも全力で、まっすぐな子どもたちの姿には、「答えの無い世界で、私たちはどう生きていくのか」を考えるためのヒントがあふれています。

さあ、いよいよ小さな賢者たちの、世界一おかしくて、世界一だいじな会議、はじまります!

※ 映画『こどもかいぎ』の製作中(2018年〜撮影開始)に、同じ名称の絵本『こどもかいぎ』が発刊されました(2019年)。映画との関連はございませんが、こうして子どもたちの対話の場が広がっていくことを嬉しく思っています。



ABOUT

『こどもかいぎ』って?

子どもたちが輪になって
自由に話し合うこと

TOPICS

『こどもかいぎ』では、こんなことを話し合います!

01

どうして生まれてきたの?

おなかにいる時は金歯と銀歯だけ生えてきたの。

僕、人類を増やしたいと思って生まれてきたんだ!

02

どうして雨ってふるのかな?

空の上の赤ちゃんがいたずらしてるんだよ。

ジョウロを使ってるんだよ、きっと。

03

死んじゃうって?

うちのおばあちゃんね、まだピッチピチだよ。

死ぬまでに地球を全部楽しみたい!

04

どうしてケンカするの?

パパとママもするよ。もう別れる!って言うの。

国と国でケンカすることもあるんだよね。

05

家族ってどんな人たち?

ママさ、パパにだけギュウして、私にはギュウしてくれないのかなーって思っちゃう。

パパはぼくのことを、大切にしてくれてるけど、ママはわからない。いちゅも怒ってるから!





CAST & STAFF

キャスト & スタッフ

糸井重里

ナレーション

糸井重里
「ほぼ日」代表

広告、作詞、文筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍。
ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」では、『ほぼ日手帳』をはじめ、AR地球儀『ほぼ日のアースボール』、「人に会おう、話を聞こう。」をテーマにアプリを通してお届けする『ほぼ日の學校』など様々な商品開発、企画を手掛ける。

「みんな5歳だった」
馬鹿なことばっかりやってたけど、すべてがあったよね。
弱点を言い合ってる、そんな今の世界と逆の世界が『こどもかいぎ』にはある。

『かいぎ』をする
『こども』たち
  • アンリ(6歳)

    周りのことをよーくみている、しっかり者。家庭内でのパパとママの赤裸々な暴露話に先生もタジタジ!?

  • ソウタ(6歳)

    元気あふれるヤンチャボーイ。「かいぎ」が大好きなものの、お友達から「話が長い」と言われ落ち込むことも……。

  • サヤカ(6歳)

    なかなか「かいぎ」で発言できないシャイ・ガール。しかし、そんなサヤカちゃんにも転機が……。

  • レイ(5歳)

    年長組イチの物知り博士。「人類を増やすために生まれてきた」という名言を残す。

  • チカ(5歳)

    『かいぎ』大好き少女。次々と溢れ出る「なんで?」「なんで?」が止まらない!

  • トッキー(4歳)

    エネルギッシュでおっちょこちょいだけれど、自信満々に不可思議な発言をしまくる、愛されキャラ。

先生
  • クラッキー先生

    子どもたちを優しく見守る園長先生。

  • カッキー先生

    いつも子どもたちを笑わせ、時にピシッと締める『こどもかいぎ』担当保育士。

  • ユミコ先生

    みんなの憧れの先生。いつも暖かく子どもを導きます。保育士/『こどもかいぎ』担当。

企画・監督・撮影

豪田トモ

1973年、東京都多摩市出身。中央大学法学部卒。6年間のサラリーマン生活の後、映画監督になるという夢を叶えるべく、29歳でカナダ・バンクーバーへ渡り4年間、映画製作の修行をする。在カナダ時に制作した短編映画は、日本国内、バンクーバー、トロント等数々の映画祭にて入選。帰国後はフリーランスの映像クリエイターとして、テレビ向けドキュメンタリーやプロモーション映像などを制作。

命と家族をテーマとしたドキュメンタリー映画『うまれる』(2010年/ナレーション=つるの剛士)、『ずっと、いっしょ』(2014年/ナレーション=樹木希林)(文部科学省選定・厚生労働省社会保障審議会特別推薦)、『ママをやめてもいいですか!?』(2020年/ナレーション=大泉洋)は累計100万人以上を動員。ともにDVDを好評販売中。2019年に初の小説『オネエ産婦人科』(サンマーク出版)を刊行。1児の父。

豪田トモの詳しいプロフィールは こちら

『うまれる』シリーズのホームページは こちら

プロデューサー:牛山朋子

編集:池宮三菜

プロダクションマネージャー:徳田香織、宮澤朋子

音楽: 「ビューティフル・ネーム」ゴダイゴ
作詞:奈良橋陽子・伊藤アキラ
作曲:タケカワユキヒデ

1979年にリリースされ、
ユニセフ国際児童年協賛曲にもなったゴダイゴの名曲。
東京2020パラリンピックの閉会式でも
使用され、大きな反響も。

COMMENTS

コメント

  • 俳優

    西田敏行

    『こどもかいぎ』を観た。

    嗚呼、
    いっぱい笑った。
    いっぱい泣いた。
    いっぱい教えられた。

    大人会議を開かなきゃ。
    ピーステーブルを設置しなくちゃ。

    「白銀も黄金も玉もなにせむに
    まされる宝 子にしかめやも」

    山上憶良

  • 楽天グループ株式会社 会長兼社長

    三木谷浩史


    かつてない危機をむかえている今、大人は、子どもたちの未来のために何が残せるのか。

    詰め込むだけの教育は、あんなに自由に、「対話」を通して価値を創り出している子どもたちの「未来」を奪う行為にすらなる。

    日本の将来のためにも、教育の根本を本気で考えなければいけない時がきている。

  • 脳科学者

    茂木健一郎

    こどもの脳をはぐくむために一番大切なのは、ひとりの人間として「スペース」と「時間」を与えること。

    『こどもかいぎ』は、一人ひとりのこどもに対する愛とリスペクトに満ちている。

    驚くほど深く本質をついた発言と、まさかの展開にびっくり。違いやぶつかり合いを乗りこえて「平和」や「共存」への道を見つけるこどもたちの知恵から、むしろおとなたちが学ぶべき。

    こどもはもちろん、おとなの脳もはぐくむ素晴らしい映画です。

  • 絵本作家 (「りんごかもしれない」等)

    ヨシタケシンスケ

    この作品にうちの子は出てこないのに、うちの子はもう随分大きくなっているのに、 観終わった後、うちの子を褒めてあげたくなる。

    世界中の子どもたちに、称賛とため息を送りたくなる。

    育児に、保育に、教育に携わる世界中の大人たちに、おいしいものを届けたくなる。

    こどももおとなも、「かいぎ」って、大変だ。

  • タレント

    つるの剛士

    育てているつもりが、育てられている。
    子どもたちと関わりながらいつもそう感じる。

    素直さ、無垢さ、純心さ…

    かつては大人も持っていたはずなのに
    今では全部欲しいもの。守ってあげたい大切なもの。

    子どもは天才。子どもは無限。子どもは未来!

    心配するよりももっともっと信頼して僕たちも“おとなかいぎ”をしよう!

  • 作家 (「夢をかなえるゾウ」等)

    水野敬也

    こんなに幸せな気持ちになるドキュメンタリー映画を過去に観たことがありません。思わず噴き出してしまう子どもたちの面白さ、つまずいても必ず立ち上がる姿への感動、さらには子育てのヒントが……

    いや、「人間」を深めるヒントが詰まった最高の映画でした。

    あと、少しネタバレになりますが「ライオンクイズ」のくだりは、今年一番笑いました。

  • ソニーグループ株式会社 シニアアドバイザー
    一般社団法人プロジェクト希望 代表理事

    平井一夫

    笑いと涙があふれる、感動の最高傑作!

    今こそ、子供たちの素晴らしき感性を真正面から受け止め、育む時。

    あなたには、その器と勇気がありますか?

  • 作家 (「ユダヤ人大富豪の教え」等)

    本田健

    心が洗われました!

    子どもたちの会話の様子が、とても面白く、何度も「ヘ〜、そんなこと考えてたの?」と画面に向かって言ってました。

    ケンカしていたふたりが、話し合っていくうちに笑顔になるシーンには、心が震えます。映画を見ながら、心から爆笑したのは、久しぶりですね。

    本音で喜び、悲しみ、怒り、仲直りする様子が、可愛くて、愛おしてくて、最後は泣いちゃいました。

    もっと人と話したい、つながりたい!って思いました。

  • コンサルタント/作家

    神田昌典

    こどものことを、映画にするのは、戦争を映画にしたり、恋愛を映画にするより、難しい。

    なぜなら日常にある空気について一生懸命語っても、誰も振り向いてくれないように日常にある、こどもとの生活を、一生懸命語っても、誰もお金は払ってくれないよね。

    だから、社会課題を解決するビジネスという観点からすれば、この映画「こどもかいぎ」を作り上げた豪田監督は、前人未到の偉業を成し遂げた。

    だって、当たり前の日常を、世界に広がる物語にしてしまったのだから。

    世の中が争いに明け暮れているなか、おとなの良心に優しく火を灯してくれる映画です。

  • タレント

    SHELLY

    赤ちゃんの誕生から戦争まで、本当にいろんな話題について真剣にお互いの意見を聞きながら発言してる姿は園児には見えませんでした。

    トラブルが起きた時は問題解決を自分たちでさせることで成長を促し、ケンカが起きた時には本人同士で話し合いをさせることでコミュニケーション能力を育てる。親として参考になることばかりでした!!

    うちの長女は今5歳です。もしこども会議に参加したらどんな発言をするかな?どんな事を今思ってるのかな?と想像しながら見てしまいました。

  • 保育士

    てぃ先生

    子育てでも保育でも「子どもと同じ目線に立つことが大事」とよく言いますが、この言葉は分かりやすいようで、とても分かりにくい曖昧なものです。

    「子どもって何でこんなことするの?」と思うような行動も、子どもを子どもとして捉えるのではなく、一人の人間として捉えれば納得することが多々あります。「ご飯だからお片付けだよ」「嫌だ」。

    よくあるこのやり取りも、考えてみれば「大人に予定があるように、子どもにも予定がある」という当然の答えに辿り着きます。

    そんなことがよく分かる素敵な映画です。

  • 坪田塾塾長 (「ビリギャル」著者)

    坪田信貴

    「子どもと対話をする」

    とても当たり前のことのように聞こえます。

    でも、本当に子どもを見つめて、心の声まで受け取り、子どもたちの表情や仕草、発する言葉を読み取ることまでしているのか?ということを改めて考えさせられました。

    個性を大切にする教育、自立を促す教育、さまざまな教育が提唱されていますが、この映画をみると「子どもと対話をする」奥深さを実感することができ、私たち自身の大きな可能性にも気づくことができるはずです。未来は明るい!楽しみです!

  • 恵泉女学園大学学長

    大日向雅美

    子どもたちの未来に寄り添うために、子どもの声を聴く大切さは、わかっていた。でも、なんと根気のいることか。子どもの声はいつも真摯で無垢とは限らない。そんなことを期待してもいけない。それでも保育者は耳を傾け続けた。

    その謙虚さに何よりも胸打たれる。そして、そこから紡ぎだされたもののなんと確かなことか!子どもたちには未来を切り拓く力が眠っている。大人ができることは、その目覚めを待って、邪魔をしないだけ。子どもを信じ、見守ることは難しい。

    でもそれを補って余りある豊かさがあることを教えられた。

  • 弁護士 (「行列のできる相談所」等出演)

    菊地幸夫

    幼稚園・保育園の子どもの喧嘩。「はい!あんたが悪い!謝りなさい!」大人の裁きで一件落着。

    私を含め皆さんこのようにしていなかったでしょうか。

    登場人物が生活する園が重視するのは対話。「怒りには苦しみが二つある。怒る苦しみと仲直りする苦しみと。」登場人物たちはこのプロセスを学ぶ。我々大人は怒りっ放し。カメラを意識しない子ども達の表情は、観る自分も園のメンバーの一人になったよう。

    子育て世代は勿論、教育に携わる全ての人に観て頂きたい。

  • 信州大学特任教授(「羽鳥慎一モーニングショー」等出演)

    山口真由

    子どもの頭の中は極めて多様な個性に満ちている。

    同じ出来事を経験してもどう解釈するかは人それぞれ。「こどもかいぎ」は自分の理解を表現し、相手の視点から世界を覗いてみようとする歩み寄りのプロセスである。それは驚くほど複雑な機微であり、逆に、安易な正解や解決を求めることで、子どもの多様を大人に都合のよい型にはめてはこなかったかと胸を突かれた。

    画一的な正義に押し切られ、言葉に仕切れない疎外感は、いつか怒りの爆発を生む。

    論理の正しさよりも、相手の視点に寄り添おうとする優しさこそが、今の時代には求められているのかもしれない。

  • 花まる学習会

    高濱正伸

    「質問がある人?」シーーン。

    これが、老若男女を問わず、日本のあらゆる場面での実情である。
    常に人目を意識し、笑われないかと気にし、言いたいことは控える。国際舞台では通じないこの「控えめ美学」を乗り越えるのに、『こどもかいぎ』は、有効だ。

    幼い頃から、自分の心のモヤモヤを見つめ、言葉にし受け止めてもらう喜びを経験し続ける中で、物おじせず意見を伝えられる人になるであろう。

    それにしても、大人たちにこそ、ピーステーブルが必要なのではないだろうか。

  • 弁護士・フリーアナウンサー

    菊間千乃

    子どもの頭の中は極めて多様な個性に満ちている。

    互いにむきだしの感情をぶつけ合っても、大人がびっくりするほどの速度で最適解を見つけていく子供たち。そこには、相手の気持ちを聞いて、受け止め、反省をしたうえで、ごめんねと言うプロセスがあります。

    仲直りという結果ではなく、そこに至るプロセス、納得感がとても大事。これは裁判も一緒。裁判所にもピーステーブルがあればいいのに!

    泣いて笑ってけんかして。楽しくて愛おしい子供たちから、学ぶことがたくさんありますね。

  • いじめ探偵

    阿部泰尚

    もしも、「こどもかいぎ」が5歳から続いていれば、正しい根源的な対話によって、いじめ問題の発生数や早期発見率は格段に上がると思いました。

    そう、「こどもかいぎ」は、根源的な対話でした。
    実は、私たち大人は絶対的明確な答えをあまり持っていないということを知ることになると思います。それでも明日は来て、地球は回り続けます。乗り越える問題もあれば、乗り越えなくてもいい問題もあります。

    育児を「育自」という人もいます。子どもの年齢に従って、お父さん・お母さん○年生と言えるかもしれません。そうやって、私たち大人も成長していくのだと思います。こども同士の直球で真っ直ぐな対話は、多くの学びを与えてくれます。

  • 保育環境研究所ギビングツリー代表

    藤森平司

    子どもが出演する映画を見たり、本を読んだりして、「子どもがかわいい」と思うだけではあまり意味がありません。子どもの姿から、子どもの言葉から、子どもの行動から我が身を振り返ったり、自分の育児の参考にしたりすることに意味があります。

    それ以上に、自分の生き方、自分の考え方になんらかの影響を与え、ある示唆を与えてこそいい作品と言えます。

    大人の価値観を超え、忘れてきた素直な心から真理を見つけることができる作品のような気がします。

  • 千代田せいが保育園 園長

    倉掛秀人

    大人がすっかり忘れている「子ども社会」を思い出してくれます。これを観た方が「あ、子どもってこんな風に、はみ出していたり、必死だったり、でこぼこだったりしてたよなあ」みたいな気づきあると嬉しい。
    子どもの心の響き合わせ方って、美しい。

    よく「子どもから学ぶ」って言われることがありますが、楽しくそれを本当に実感できる物語です。

    民主主義社会のお勉強にもどうぞ。

  • 児童養護施設「子供の家」施設長

    早川悟司

    子どもが出演する映画を見たり大変楽しく視聴しました。子どもの世界観や考え、本当に侮れないし、面白い。

    子どもは私たち大人が「育てる」のではなく、「対話し、ともにある」なかで互いに育ちあうのだと改めて感じました。

    「児童虐待」がクローズアップされ、少子化が止まらない日本。子どもとの関わりを、単純に楽しめる大人がもっともっと増えることを願っています。親ばかりが頑張らなくてもいい。子どもは地域の宝!

ADVISORY BOARD

アドバイザリーボード

  • 株式会社感性リサーチ代表取締役・
    人工知能研究者

    黒川伊保子

    1983年、奈良女子大学物理学科卒。コンピュータメーカーにてAI開発に携わり、男女の感性の違いや、ことばの発音が脳にもたらす効果に気づき、コミュニケーション・サイエンスの新領域を拓く。

    人間関係のイライラやモヤモヤに“目からウロコ”の解決策をもたらす著作も多く、「妻のトリセツ」をはじめとするトリセツシリーズは累計で90万部を超える人気。

    --メッセージ--

    子どもに「あなたはどう思う?」と聞くほどエキサイティングなことはない。

    すべてのおとなたちが、子どもの脳に映る「世界」を楽しめたら、子どもを「神さまの鏡」だと思えたら、虐待も起こるわけがない。

    この映画がそんなムーブメントのきっかけになったら素敵だし、その潜在力を秘めていると思います。

  • 保育を人間学と考える仕事
    教育学者、東京大学名誉教授

    汐見稔幸

    1947年大阪府生まれ。白梅学園大学・同短期大学学長を経て、現在は、東京大学名誉教授、日本保育学会前会長、一般社団法人家族・保育デザイン研究所代表理事等。専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。保育者による本音の交流雑誌『エデュカーレ』編集長でもある。NHK E-テレ「すくすく子育て」など多数出演。

    著書に「教えから学びへ 教育にとって一番大切なこと」(河出新書)、「「天才」は学校で育たない」(ポプラ社)、「この「言葉がけ」が子どもを伸ばす!」(PHP研究所)、「0・1・2歳児からのていねいな保育」(フレーベル館)など多数。

    --メッセージ--

    子どものしあわせ度が世界一のデンマークで子育てした日本人女性が、これがデンマークらしい子育てと発見したこと、それは、ともかく親がいつでも子どもの意見を聴くことでした。ベビーカーの赤ちゃんにも「あなたはどう思う?」と聴くといいます。

    どんなときでも子どもの意見、思いを聴く。すると、子どもは自分は人間として大事にされていると感じます。それが子どもの自尊感情になり、自分の意見を言うことの大切さと面白さを学ぶことになります。それが民主主義の本意でもあるのではないでしょうか。興味深い試みですね。

  • 玉川大学教育学部
    教授

    大豆生田啓友

    玉川大学教育学部・教授。青山学院幼稚園教諭等を経て現職。日本保育学会理事、こども環境学会理事、厚生労働省保育所等における保育の質の確保・向上に関する検討会座長代理等の社会的活動。

    NHK・Eテレ「すくすく子育て」出演等。主著に『非認知能力を育てる あそびのレシピ』(講談社)、『日本が誇るていねいな保育』(小学館)、『マメ先生が伝える 幸せ子育てのコツ』(赤ちゃんとママ社)等がある。

    --メッセージ--

    この映画はきっと、「子どもは尊厳ある一人の人間」であることを気づかせてくれると思います。

    この映画はきっと、私が私であるための「よい社会とは何か」を考えさせてくれると思います。

    この映画のことをたくさんの人と一緒に語りたいです。「子どもってすごい」「人間って、けっこういいかも!」って。

  • 認定NPO法人フローレンス
    代表理事

    駒崎弘樹

    1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2005年日本初の「共済型・訪問型」病児保育を開始。08年「Newsweek」の“世界を変える100人の社会起業家”に選出。

    10年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。のちに小規模認可保育所として政策化。14年、日本初の障害児保育園ヘレンを開園。15年には障害児訪問保育アニーを開始。

    内閣府「子ども・子育て会議」委員複数の公職を兼任。著書に『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(英治出版)、『社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門 』(PHP新書)等。一男一女の父であり、子どもの誕生時にはそれぞれ2か月の育児休暇を取得。

  • キャスティング・ディレクター、演出家
    映画監督、作詞家

    奈良橋陽子

    外交官だった父親の仕事に伴い5歳からカナダで過ごし、16歳で帰国。大学卒業後渡米し、ニューヨークの演劇専門学校で学ぶ。

    帰国後、作詞家として「ビューティフル・ネーム」や「銀河鉄道999」などゴダイゴの一連のヒット曲を手がける。近年は日本・アジア圏のキャスティング・ディレクターとして、「ラストサムライ」「バベル」等多数のハリウッド映画を担当。俳優の教育者としても別所哲也、藤田朋子、今井雅之、川平慈英を教え子として持ち、NHK連続テレビ小説『マッサン』のヒロイン、シャーロット・ケイト・フォックスを紹介したことでも知られる。

    著書に『ハリウッドと日本をつなぐ』がある

  • 楽天CWO(チーフウェルビーイングオフィサー)
    ・常務執行役員

    小林正忠

    1994年慶應義塾大学卒業(SFC1期生)。97年楽天創業から参画し、ショッピングモール事業責任者として営業本部、大阪支社、マーケティング部門、国際事業等の立ち上げを行う。

    70カ国・地域を超える多国籍な人材を有する組織となり、国内19支社・グローバル30カ国と地域に事業地点が広がる中、国内外におけるマネジメント手法の違いを経験。2012年4月米州本社社長、2014年9月アジア本社社長に就任。2017年末にアジア代表を離れ、現在はCWO(チーフウェルビーイングオフィサー)を務める。

    2001年慶應義塾大学に「正忠奨学金」を創設するなど若者の育成にも注力。慶應義塾大学SFC特別招聘教授。5児(息子2人娘3人)の父。

  • 株式会社ワーク・ライフバランス
    代表取締役社長

    小室淑恵

    1000社以上の企業へのコンサルティング実績を持ち、残業を減らして業績を上げる「働き方見直しコンサルティング」の手法に定評がある。 安倍内閣 産業競争力会議民間議員、経済産業省産業構造審議会、文部科学省 中央教育審議会などの委員を歴任。

    著書に『プレイングマネージャー「残業ゼロ」の仕事術』(ダイヤモンド社)、『働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社』(毎日新聞出版)、『6時に帰るチーム術』(日本能率協会マネジメントセンター)、『男性の育休』(PHP出版)等多数。「朝メール.com」「カエル会議オンライン」等のWEBサービスを開発し、1000社以上に導入。「ワーク・ライフバランス コンサルタント養成講座」を主宰し、2000名の卒業生が全国で活躍中。二児の母

    --メッセージ--

    トモさん!またこんなに素敵な作品を作ってしまったのですね!

    子どもたちが力いっぱい考えて、生きている様子がいとおしくていとおしくて、何度も泣けてきました。
    こんなにも面白い、子どもたちの世界を、私は毎日どれくらいしっかり寄り添って、見守ってこれたんだろう?そう思うと、こんどは不甲斐なくて泣けてきました。

    子どもたちとの一日一日が貴重に思えてきて。 仕事と育児の両立に精一杯な日本の働き方を、もっともっと変えていくぞ!とやる気もみなぎってきた作品でした。

  • NPO法人ファザーリング・ジャパン
    代表理事

    安藤哲也

    1962年生。二男一女の父親。9回の転職を経て、2006年に父親支援事業を展開するNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立し代表に。「笑っている父親を増やしたい」と講演や企業向けセミナー、絵本読み聞かせなどで全国を歩く。児童養護施設の子どもたちの自立支援と子ども虐待やDVの防止を目的とするNPO法人タイガーマスク基金の代表理事も兼務。

    厚生労働省「イクメンプロジェクト推進チーム」委員、内閣府「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」委員、東京都「子育て応援とうきょう会議」委員等も。

    著書に『父親を嫌っていた僕が「笑顔のパパになれた理由」』(廣済堂出版)、『パパ1年生~生まれてきてくれてありがとう』(かんき出版)、『パパの極意~仕事も育児も楽しむ生き方』(NHK出版)など

    --メッセージ--

    コドモの発想はだいたい新鮮で大胆だ。オトナでは思いもつかないような事を言う。そのセンスのまま行って欲しい。世の中を変えるオトナになって欲しい。

    だからコドモを管理しちゃだめだ。コドモの主体性を大事に、寄り添い、成長を見守る事だ。信じて待つ。オトナができる事は、案外それだけかもしれない。

  • 家事研究家
    株式会社ベアーズ取締役副社長

    高橋ゆき

    香港で体験したメイドサービスを新しく日本に創り産業とするため、夫と共に、1999年家事代行サービス株式会社ベアーズを創業。創業以来、「利用者への新しい暮らし方の提案」と「従事者としての新しい雇用創造」を掲げ、家事代行サービスを“日本の暮らしの新しいインフラとする”を合言葉に、リーディングカンパニーとして業界の成長と発展に貢献。

    また、家事研究家、日本の暮らし方研究家としても、テレビ・雑誌などで幅広働く活躍中。 2016年のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でも家事監修を担当。 1男1女の母。

    --メッセージ--

    『こどもかいぎ』を観たらきっと人生がより愛おしくなります。

    無邪氣なこどもたちのすべてに宇宙の神秘と人間の無限大の可能性を感じるとともに、現代に生きるわたしたち大人が習得することが山ほど発見できる作品です。

    時代が変わっても誰の記憶にも残っている懐かしいシーンに、皆さまも心ほっこりさせながらぜひ人生をそっと振り返り、我が人生に愛と感謝と誇りを感じてください。

  • 社会福祉法人東香会 上町しぜんの国保育園
    施設長

    青山誠

    保育者。保育のかたわら、執筆、講演も行なう。

    著書「あなたも保育者になれる」(小学館)「子どもたちのミーティング」(共著・りんごの木)「明日からの保育チームづくり」(共著・フレーベル館)

    --メッセージ--

    子どもたちは社会に生きる前に、世界に生きています。世界には風が吹き、花が咲き、虫がゆっくり歩いています。

    「こどもかいぎ」で話される子どもたちの言葉は、その世界を子どもがどうとらえ、いかに生きているかがありありと映し出されています。

    おとなの「常識」にとらわれない子どもたちだからこそ、それと問答するおとなのほうは四苦八苦。なんとか子どもの世界に近づこうという保育者たちの姿にも心打たれる映画です。

  • とにかく明るい性教育パンツの教室協会
    代表理事

    のじまなみ

    性教育アドバイザー。子供達が危険な性の情報に簡単にアクセスできる世界に危機感を抱き、家庭でできる楽しい性教育を考案。2018年とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会設立し、年商1億の協会へ。現在国内外にインストラクター220名在籍。延べ12,000人以上のお母さんをサポート。

    執筆した書籍4冊が全てAmazonランキング部門1位獲得。累計発行部数14万部。テレビ、雑誌などメディア取材多数。現在、メルマガリスト30,000件超え。LINEお友達数5000件越え。

    --メッセージ--

    今、未来を担う子供が求められる力の一つにコミュニケーション力があります。学校や職場など様々場で重要視され、教育においては、大学入試の英語が従来の「読む・書く」に「聞く・話す」力を加えた4技能が評価の対象になりました。

    知識だけでなく、答えのない世界で周りと信頼関係を築きあげ、アイデアを生み出していくのは大人でも容易ではありません。『こどもかいぎ』の子ども達が「答えは一つじゃない」世界をどう描き出すのか楽しみです!

  • 江戸川病院
    腫瘍血液内科部長

    明星智洋

    1976年。岡山県生まれ。 高校生の時に大好きだった祖母ががんで他界したことをきっかけに医師を目指し、熊本大学医学部入学。医師国家試験に合格後、岡山大学附属病院にて初期研修。呉共済病院、虎の門病院、癌研究会有明病院にて血液悪性腫瘍およびがんの化学療法全般について学ぶ。2009年より江戸川病院勤務。血液専門医認定試験合格、がん薬物療法専門医最年少合格。

    専門は、血液疾患全般。がん薬物療法。感染症管理。 映画、ドラマの医療監修も手掛けている。
    また診療の傍ら、梅酒好きが高じて一般社団法人梅酒研究会を主宰し、梅酒が健康にどう影響するのか、どの料理と合うのかなど探究している。

    飯田橋の梅酒ダイニング明星のプロデュースも手掛けている。



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