今日は、ある素敵なママと4歳のMちゃんとお茶タイムしました。
妊娠中もいろいろ、いろいろあって、あまりハッピーな妊婦さんでは
なかったというママ。
自然分娩を希望していたにもかかわらず、緊急帝王切開になってしまい、
産まれてきたMちゃんにかわいそうなことをした、と反省しきり。。だったそうです。
でも、このMちゃんの胎内記憶に癒されたという話をしてくれました。
印象的だったのは、胎内記憶は、ママが悲しかったり、つらい思いをして
いる時にだけ話してくれる、ということ。
「もう忘れちゃったよ」
と、最近は忘れてしまっていることも多いみたいなのですが、4歳になった
今も、ママがお産を振り返って、つらい気持ちになってしまったりする時には、
なぜか、おなかにいたときの気持ちを話してくれるらしいのです。
ちなみに、Mちゃん。
ほんとにかわいいんです(笑)。
帰り道に手をつないで帰ったんですが、なんだか手をつないでくれた
私が誇らしくなるくらい(^^)。
<Mちゃんの胎内記憶:ママのメールから>
妊娠中、ちっとも話しかけてあげられなかったので、
胎内記憶は聞きたいけれど、怖かったんです。
でも聞きました。
2才を過ぎて、言葉がはっきりしてきたので、
「ママのお腹にいたときのこと覚えてる?」
すると、
「暗かったけど、楽しかった・・・」
とのこと。
「それで?」
と聞くと、
「・・・・・」
それ以上は教えてくれません。
「どうやって生まれたか覚えてる?」
と聞くと、
「ぱかっと・・・」
どうやら、帝王切開で生まれたことを覚えてるっぽいんですが。
「それで?」
と聞くと、
やはり「・・・・・」
無言になってしまいます。
「やっぱりお腹にいたとき、つらかったから、
これ以上は話したくもないんだわ!」
と、わたしは勝手に思いこみ、
それ以上聞くのはやめてしまいました。
でも去年(娘3才)、
胎内記憶を研究する産科医・池川明先生から
「それ、覚えてますねー。
ママが思ってるほど、赤ちゃんは傷ついてないんですよ」
と、優しく言っていただき。
「そっかー!赤ちゃんは帝王切開すら選んできてるんだ。
傷ついてるのは、赤ちゃんじゃなくて、ママ自身なんだ!」
と気づき、心がぱーーーっと晴れました。
その途端、「・・・・・」だった娘が、
胎内記憶を話してくれるようになったんです。
「覚えてる?」と聞くと。
「うーーーん・・・」と、何かを思い出すように、
宙をみつめて、口をぱくぱく動かし始めました。
「・・・飲んでた!」
おーー。これは羊水のことだ。
感動。
母「暗かったんだっけ?」
娘「うん。暗くてつまんなかった」
母「え?つまんなかったの?」
娘「だって、おもちゃがないんだもん」
母「おもちゃがないなら、何して遊んでたの?」
娘、再び宙をみつめ・・・
「ひもで遊んでた!」
母「ひ、ひも?」
と、聞いてから、もしかして、へその緒?と思い、
母「どこにあるの?」と聞くと・・・
娘「ここから出てるの」
と、お腹を指さす。
す、すごい!
へその緒の話は、したことないのに。
さらに。
母「どうやって出てきたんだっけ?」
娘「ぶわっ!と出てきたの」
と、両手を広げるジェスチャー付き。
その後に聞いたときには、
娘「道は通らないで、ぶわっと出てきたの」
と言ってました。
産道は選ばなかったんですねー。
ぶわっと出る方を選んだんですねー。
これで救われました、わたし。
池川先生の言う通り、
傷ついてるのはママだけで、
子どもは帝王切開さえも選んでました。
本で読んだ知識でも、
聞いた話でもありません。
うちの子が教えてくれました。
-----------------------------------------------------------------------
やっぱり、胎内記憶は、嘘でも本当でもかまいません。
子どもたちがパパとママを癒すために産まれてくる、ということを信じると元気がわいてきます。
貴重なお時間を割いて、話を聞いていただき、
さらに、こんなステキなブログに書いていただいて。
ぜんぶぜんぶ、ありがとうございます。
「かわいい」と言っていただいた娘は、
ステキな牛山さんを大好きになって、
また会いたいと毎日言ってます。
本当に、書いていただいた通りです。
娘は「もう忘れた」と言いながら、
ちゃんと必要なときには、
「お腹にいたとき、早くママに会いたかった」と、
言ってくれます。
この記憶が本当でも何でも、
この会話が、
お互いを思う幸せの絆なのだなあ、と思います。