企画・監督・撮影のTOMOです。
昨日はヒューマン・カレッジという講演会で、映画「うまれる」にもアドバイザーとして参加いただいている池川明先生の講演にゲスト出演させていただきました。
「うまれる」というプロジェクトを、より感覚的に理解いただくためにミニ・ドキュメンタリーを作っているのですが、それを初めてパブリックで上映しました。
内容は、ブログでもご紹介した、不妊治療を経た井上さんご夫婦の出産ストーリーを7分程度に編集したものです。
http://www.umareru.jp/blog/2009/05/post-19.html
「この短い時間でちゃんと分かってもらえるのだろうか?」
「出産の感動がちゃんと伝わるだろうか?」
人に作品を見てもらうのっていつでも極度に不安で緊張するもの。上映中はスクリーンは見ずに、ずっと100名ほどの観客のみなさんを見ていました。
すると、一人、二人と涙を流す方が出てきて、気づいたら半数以上の人がハンカチを取り出し、ハラハラと泣かれていました。
今回の講演会は、比較的年配の方が多かったのですが、男性の方でもボロボロと涙されていた方もいらっしゃり、講演終了後は、多くの方が、命が誕生することへの感動を伝えにきていただきました。
一生懸命作って、よかった。。。。
実は、編集中に何人か見せたんですが、自分が期待するほど反応が芳しくなかったんです。
「出産シーンは前にテレビで見た事あるけどそれとどこが違うの?」
最近映像の勉強を始めた若手には「表現手法がチープ」とか「インタビューはもっと印象的な所を使うべき」とか散々な言われよう。
初めて出産シーンを見た若者は、「ちょっと気持ち悪いかも。。」
とまで。。。(笑)。
編集が上がってきた時に僕は心から感動していたので、すっかり自信をなくしてしまい、しばらく「創造的ウツ」に陥っていました。
それでも、少し距離を置いて、時間をとって、自分なりに分析して編集し直してみました。
実は、事前に皆に見せていた映像は20分程度。日々取材をしていくと、伝えたい内容がありすぎて、ついついつめこんでしまっていたのだけど、実際には7分という、短い映像で伝える内容にしました。
たくさんナレーションを入れて説明したり、いろいろな背景やストーリーをつめこまなくても、命が誕生する瞬間は、それまでの妊婦さんや家族の想いが、ぎゅっと詰まっている。
だからこそ、説明過多、演出過多にならずに、ストレートに伝えれば、全てが溢れてくる映像になるんだ、ということが、よく分かりました。
最初は、気持ち悪いかも。。。なんていっていた若者も、できあがったバージョンを見て、出産シーンは全くカットしていないのに、素直に感動していました。
いろいろな人に意見をもらうと、厳しい意見をいただいたり、批判をいただいたりすることもあって、創造的ウツに陥ることがあるかもしれないけれど(笑)、今後も勇気を持って、どんどん公開して、みなさんの意見を聞きながら、がんばっていこうと思います。
今回のミニ・ドキュメンタリーは、9月に予定しているイベントで上映いたします。
池川先生と
お楽しみに★
心の栄養になるような、良い作品になることを、期待します。
子供たちの、未来のために。
http://nara.areablog.jp/blog/1000007112/pc.html
で宣伝して、おきましたよ。
奈良初 託児つき整体院
一条整体院
はじめまして!ご紹介いただきまして、ありがとうございます!!製作している私たち自身が、子どもたちの胎内記憶からも、そして、お母さんたちからも、いろいろな感動をいただいています。
たくさん感謝をしながら、がんばっていきたいと思います!