映画産業にいらっしゃる方はご存知の方が多いかと思いますが、映画ってどのくらい見られているかご存知ですか?
昨年2008年度の数字をみてみると、日本では、年間、約800本の映画(邦画+洋画)が公開されていて、映画を見に行った人の数は、1億6千万人だそうです。
戦後から昨年度までの入場者数を見ると、一番多いのは、1958年の11億人。
娯楽=映画、の時代だったんですね。
※(社)日本映画製作者連盟のデータより
ちなみに、
今、世界で一番映画が製作されている国は、アメリカ?と思いきや、実はインドです。
2007年度、1年間に公開された映画は1,132本、観客動員数は30億人。
ただ、経済力などの影響もあってか、チケットは50セントから2ドルという破格な金額なので、興行収入(映画の売上総額)でみると、合計18億ドルで、米国の同97億ドルに比べるとずいぶんと低い数字になっています。
では、話を日本にもどして、
日本での興行収入が多い映画は何でしょう?
まだ記憶に新しい、2008年度の邦画のトップ3をみてみると。。。
第1位:崖の上のポニョ155億円
第2位:花より男子ファイナル 77.5億円
第3位:容疑者Xの献身49.2億円
ダントツで「崖の上のポニョ」なんですね。
ちなみに、アカデミー賞にわいた
「おくりびと」
は、受賞後に一気に興行収入を伸ばし、
63億円を突破。
今年度のランキングの上位に入ってくるのでしょうね。
そして、
そして、
日本で最も興行収入の大きな映画は、
「千と千尋の神隠し」(2001年)
304億円!
さすが、宮崎駿監督!
さて、少し話は変わって、私たちが製作している映画「うまれる」はドキュメンタリー映画ですが、果たして、
ドキュメンタリー映画で最も興行収入の多い映画は
何だと思いますか??
答えは。。。
2008年度に公開された、地球の素顔を映した
「アース」です。
興行収入24億円(日本のみ)で、洋画のランキング10位
にも入っています。
なかなか、ドキュメンタリー映画は大きく売れることはないというイメージもありますが、マイケル・ムーア監督の「華氏911」や「シッコ」などの社会派映画や、アル・ゴア元アメリカ副大統領の「不都合な真実」などなど、ヒット作もたくさんあります。
ただし、
ヒットしているドキュメンタリーは、ほとんどがアメリカ産。
映画「うまれる」の公開はもう少し先になりますが、
日本発のドキュメンタリー
として、多くの方に見ていただけるよう、映画館はもちろんのこと、いろいろな場所で上映できるようにプランを考えていきたいと思いますので、ぜひぜひ応援よろしくお願いいたします★
※ 出産ドキュメンタリー映画「うまれる」では、製作過程の報告や妊娠/出産に関わる感動的で役に立つ情報をお届けするメルマガを毎週日曜日に発行しています。
ぜひご登録を★
コメントする