今日は、全国の助産師さんたちの連携をはかり、業務の水準を維持・改善・向上につとめる、という目的をもって形成されている、(社)日本助産師会に行ってきました。
会長さんと理事の素敵な助産師さんとお話をしましたが、やはり、出産というのは、お母さんの持っている力と赤ちゃんのもっているエネルギーで行われる本能的なもの、というのを実感。とてもとても話も盛り上がり、映画も応援していただきました。
ところで、昭和20年頃には、70,000人の助産師さん(当時は産婆さんと呼ばれていましたが)がいらっしゃいました。
現在は?というと。。。
約25,000人に減ってしまっています。
それは、お医者さんに関しても全く同じなんです。
ここ10年位のデータをみても、お医者さん全体では、約4万人ほど増加しているのですが、産婦人科の医師は、約11,000人だった数が、9,500人、と大きく減っているのです。
病院に勤務されているお医者さん1人が扱う分娩数の限界は、約150件/年だそうなのですが、この数字を超える医師が3割以上いらっしゃるそうなのです。
全国で、分娩を扱う病院が減っていて、少子化をなんとかしよう、というこの時代に、産む場所がなくなってしまっている妊婦さんたちがたくさんいるのが現状。
でも、医師の中でも、最も訴訟が起きる率が高いのも産婦人科の医師といいますし、もともと24時間体制の激務。
国と病院と助産師さんたち、みんなに協力しあっていただきつつも、産む側のパパママもしっかりと勉強して、病院におまかせでないお産ができるようになると、少しは状況もよくなるような気はしますが。。。
(プロデューサー:牛山)
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