流産ってどのくらいの頻度で起こるの?

せっかくおなかの中にやってきてくれた大切な赤ちゃんを流産してしまうのは、とてもとても悲しいこと。
でも、予想以上に流産を経験する女性は多いんです。

流産ってどのくらいの頻度で起こるのでしょう??
答えは。。。

全妊娠の15%程度が流産してしまう

と一般的に言われています。
毎年産まれてくる赤ちゃんの数が約120万人ですから、

流産をしてしまう赤ちゃんの数は年間約25万人。

実に多い数字です。
今年8月に厚生労働省が出したアンケートでは、妊娠したことのある女性の41%が流産を経験しているという結果も出ていました。

今、私たちスタッフは、いろいろな妊婦さんや産婦人科の先生、助産師さんたちのお話を聞いていますが、2週間だけで流産してしまう赤ちゃんの命も、この世に出てくる前に亡くなってしまう赤ちゃんの命も、そして元気にうまれてくる命も、みな、持っている命の力を全うした、同じように尊い命なんだと実感しています。

多くの理由は、胎児自身の染色体異常によるものがほとんどで、流産してしまう赤ちゃんは、そもそも成長することが難しい子だったということで、なかなかお母さんの頑張りや医療で何とかなるものではないようなのです。

仕方がないとはいえ、本当にショックな事。
お母さんのお気持ちを考えると、心が苦しくなります。

しかし、そのような哀しみというのはあまり接する機会がなく、「まだ若いから」「次がんばりなよ」という「言ってはいけないこと」で励まそうとする方々がとても多いようなのです。

今回の映画では、流産・誕生死を経験された方々の声もお伝え出来ればと思っています。

※ 出産ドキュメンタリー映画「うまれる」では、製作過程の報告や妊娠/出産に関わる感動的で役に立つ情報をお届けするメルマガを毎週日曜日に発行しています。
ぜひご登録を★

うまれるメルマガ

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.umareru.jp/mt/mt-tb.cgi/2112

コメントする

spacer
image

カテゴリ

spacer
image
spacer
image

月別 アーカイブ