企画・監督の豪田トモです。
いま【完成前一般試写】を行っています。
昨日までで計四回やり、今日の二回で終了です。
通常の日本映画で【完成前一般試写】をやる事はほとんどないと思うのですが(かなり面倒だし、リスクも高いので!)、より良い作品をお届けしたいという気持ちが強くあり、やってみる事にしました。
実際にやってみると、全く想像していなかったご意見もたくさんあり、20日から始まる、最後の編集にとても活かせそうな感じです。
参加いただいた皆様、ありがとうございます!
昨日は、98点や100点をいただける一方(採点もしてもらってます)、50点と65点の人もいて、かなりヘコみました。。。
言葉もキツい人いるし。。。
誰しもに気に入っていただける作品とは思わないけれど、、、やっぱりブルーになります。。。
と思いつつ、ぐっすりと寝ました。
私はこの映画をとても楽しみに待っている2児の母です。
なぜこの映画が楽しみなのかというと、私は2回の妊娠出産を経験しています。
1人目は順調に3時間でうまれた安産。2人目は約2ヶ月の入院後(切迫早産のため)2時間で生まれた安産でした。
私は安産で母子共に健康で短時間で出産でき、きっと痛みにも強いタイプなのでしょう。なので、妊娠出産にはとてもプラスの感情があります。1人目を産んだ瞬間から2人目がほしいと思ったくらい。経済的に余裕があれば何人でも産みたいと思います。
私たちは健康だからこんな風にいえるのか、でも障害を持つ子供の親になっていたら、こんな風には言えただろうか、、、。何が良くて何が不幸かなんて分からないけど、虎君のご両親のような家族もある。
きっと、心のありかたなのでしょうね。
私はもう一人授かることが出来たら嬉しいと思っています。
妊娠をきめた瞬間から不妊・流産・誕生死・障害すべて人事ではなくなります。だからこそ、この映画には沢山の家族のかたちや想いがいっぱいつまった素敵なものなのだと感じます。
本当はイベントにも行ってみたいのですが、幼い子供を2人連れて1人で行くのは大変なので、、、。
試写DVDも送っていただき、家族で見ました。
2人目出産時上の子は1歳半だったため、立ち合わせませんでした。
DVDも理解できないかと思っていたのですが、ビックリすることも無くもう一回観るといっていました。
またあかちゃんを授かることが出来たなら、家族全員で立会い、命の誕生や命の大切さを共にしたいと思っています。
生と死を扱うのはとても大変なことだと思います。誰でも出来ることではないと思います。
それをやっている豪田さんをはじめ携わっているすべての人は、本当に素敵な仕事が出来てうらやましく思います。
映画の完成を心待ちにしています。