今日は、表参道で打ちあわせがあったので、帰りに、「妊娠カフェ」に立ち寄らせていただきました。
「うまれる」のアドバイザーをやっていただいている池上文尋さんが主催している、不妊の方向けのサークルです。
http://babycometrue.com/event/
不妊治療をしている方たちが集まって、情報交換をしたり、お友達をつくったり。。。
池上さんにお誘いいただき、初めて私も顔を出させていただきました。
妊婦の私がお伺いして良いのかしらとも思いましたが、たくさんの生の声を聞くことができて、とても勉強になりました。
・女性として失格感を感じてしまう
・見えないトンネルに入り込んでしまった感じ。。。
今までも、治療をしている人たちからは、こんな声を聞いてきましたが、今日会った人たちも口々に正直な気持ちを話されていました。
一番衝撃的だったのは、
2年間の治療をしているうちに、「今回もだめでした」「今回の卵は赤ちゃんになれる卵じゃなかったね」などと言われ続けるうちに、どんどん暗闇に入っていって、
自分は障がい者なんだ、と思うようになってきた。
ということ。
それから、顕微授精の金額。。。。
あるクリニックでは、採卵をして受精卵をもどす、ということで、なんと
【90万円!】
残念ながら、着床をしなかったということでしたが、毎月やってくる請求書に震えてしまいますよね。。。
不妊治療に関しての国や区の補助は非常に少ないですし。。。
以前、取材をさせていただいた見尾先生(先生の言葉には勇気づけられます!)も、子供を授かるという夢を叶えるために、医療が必要な人はいるので、がんばってお手伝いしたい、と言いつつも、やはり、まだまだ「命が誕生する」ということは、分からないことだらけだとおっしゃっていました。
どんなに医療が進んでも、気持ちや生命力、その時の卵子ちゃんや精子君の状態、相性、タイミング、そして、なんというか、運命、というか、全てが合致したときに赤ちゃんはやってきてくれるんだろうなぁ、と思います。
少しでも、医療が必要な人たちが、気持ちよく楽しく進められるような社会になるといいなぁ、と思う1日でした。
私たちも出来る限り、不妊に悩む方々のお手伝いができればと思います。
池上さん、また「妊カフェ」開催してください。
「うまれる」でも主催しようかしら。
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