ご報告が遅くなりましたが、8月16日(月)に第3回イベント「家族記念日」が行われました。平日にもかかわらず、本当にたくさんの方に集まっていただき、涙あり、笑いありの、すばらしい3時間になりました。
参加していただいた方、ありがとうございました!
今回も、お子様の声はBGMというアナウンスをさせていただきましたが、夏休みということもあってか、それはそれは、子どもたちがたくさんいる、普通はなかなか見れないイベント会場となりました。
★記者発表★
監督の豪田トモの方から、映画の説明と、それから映画の主題歌をつるの剛士さんに歌ってもらうことになったので、発表させていただきました。
つるのさんとトモの掛け合いはいつも盛り上がります。
トモがナレーションをお願いする際に、ぜひ「命のこと、家族のことを重要に感じている男性に!」と熱望していたものの、つるのさんのことはオバカタレントということしか知らなかったことを暴露(笑)。「いい人そうに見えたけど、本当にいい人でよかった」の言葉につるのさんも爆笑していました。
つるのさんのナレーションは本当に自然体で愛情たっぷりなので、本編をお楽しみに!
★ミニコンサート★
今回は、映画本編内で使われた曲、3曲を披露させていただきました。
映画全体の音楽を担当した古田秘馬さん。
見かけによらず(笑)、繊細な音楽をつくってくれる方なんです。
「トツキトウカの旅」は、おなかにやってきた赤ちゃんが、生まれるときに、パパとママに贈る気持ちを表した歌です。歌は佐久山英恵さん。
会場中が、この曲だけで感動の涙になりましたねー。
「泣いていいよ」は、おなかの中で亡くなってしまった赤ちゃんの気持ちを歌った曲です。歌った河波浩平さん、スタジオ収録の時にも、気持ちがつまりすぎて、収録に1日中かかってしまいました。
そして、エンディングテーマであり、主題歌でもあるのが、KOHEI JAPANさん作曲、つるの剛士さんが歌う「オメデトウ feat. KOHEI JAPAN」です。
監督のトモが、「この映画は、出産、流産/死産、障がい、など重いテーマを扱っているけれど、最後は、やっぱり命ってすごい、生まれてきてよかった!」とスキップして帰ってほしい、というリクエストをさせていただいてできたのが、この曲なんです。
会場で子どもたちもノリノリで踊っていました(笑)。
こちらも映画本編のエンディングをお楽しみに〜!
★朗読★
つるの剛士さんが、鮫島浩二先生著の「わたしがあなたを選びました」を朗読してくれました。つるのさんのやさしい声で語ってもらった素敵な詩に、うるうる(涙)。
★パネルディスカッション「家族記念日」★
そして、そして、パネルディスカッションも盛り上がりました。
つるのさんの、奥様のことが好きで好きでたまらないんですよ、というなんとも聞いている方があったかくなるお話には、会場から拍手が(笑)。でも、やっぱり重要なのは、「言葉で伝えること」。子どもに関わるだけが子育てではない、ママのケアをすることが一番の育児なのでは?というのには、納得でした。
仲のよい両親を見て育って、根拠はないけれど、自分に自信を持てた、とつるのさんが語ると、三砂さんからは、「両親が理想像でなかったとしても、自分は違う家族をつくっていくんだ、と自分からスタートする決意を持てば大丈夫、変われますから」とアドバイス。
親子の連鎖ってどうしても生じるもの。
良いものは引き継ぎ、断ち切らなければいけないものは、がんばって断ち切る勇気が必要なんですね。
三砂先生のお話でもう1つ、とても印象深かったのは、「夫が変わってくれないんです」という質問に対して、「人を変えようとしてもやっぱり変えられない。自分が変わることで、変わっていくものですよ」という言葉。新米パパのことも理解してあげて、お互いに理解しあうことが一番の育児なのかもしれませんね。
ためになるお話&トモとつるのさんの掛け合いに、会場は爆笑状態でした。
かわいい子どもたちからの質問もたくさんありました。
「パパが遊んでくれないの」という質問には、会場にいるパパたちはどっきりしたことと思います(笑)。
同時に、裏では、メディアの囲み取材が行われました。
こんな感じ。
裏舞台といえば、今回は、たくさんの赤ちゃんや子どもたちが来てくれたので、ベビーカーも勢揃いしました!
イベントの最後には、映画のダイジェスト映像を流させていただきました。数分の映像でしたが、涙をぬぐうママたち、パパたちがたくさんいたのが印象的。2歳半のおこちゃまが、つつつーっと涙を流して、何かを感じ取っていました、というメールもいただき、とても嬉しかったです。
改めて、「うまれる」は、すべてのうまれてきた人たちに見ていただきたいと思いました。
リアルにたくさんの方たちと触れ合い、お話することができて、スタッフ一同、感謝の1日でした。引き続き、命のメッセージを伝える機会をつくっていきたいと思います。
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