先日、かねてからお話ししたかった事があって、
映画にもご出演いただいた松本虎ちゃん一家のお家に行きました。
要件は
【虎ちゃんをもう少し撮影させていただけないか】
という事でした。
映画『うまれる』の中で虎ちゃん一家には15〜20分ほどご登場
いただいていますが、もっとお伝えできるメッセージがあるのでは
ないかなぁと映画の完成後もずっと思っていました。
虎ちゃんの眼、意志、癒す力、、、
身体は小さくて、言葉は話せないけど、
とても大きくて雄弁、
会う度に多くの事を考え、そして感じさせてくれるんです。
将来どういう形になるか分かりませんが、
虎ちゃんの映画が作れるといいなぁと。。。
虎ママ直子さんは泣いて喜んでくれました。
実は虎ちゃん、
元々は映画にご出演いただく予定はありませんでした。
パンフレットやHPにも書かせていただいていますが、
(http://www.umareru.jp/pro/)
虎ちゃん一家とは、松本夫婦が牛山プロデューサーの大学の先輩という
縁でお会いさせていただきました。
当時の僕らは18トリソミーに対する知識が全くなかったのですが、
「いつまで生きられるか分からない」
と、帝国ホテルのラウンジで虎ママ直子さんが涙ながらにお話されていた
のを今でも鮮明に覚えています(どの席だったかも覚えてます、笑)。
そこで「記念に写真だけでも撮らせていただいたらどうだろう?」
という事で訪問したのですが、その時に僕が、
うまく説明できないのですが、虎ちゃんに強く惹き付けられて、
「フィルムメーカーとして、この子は撮影しないといけないのでは?」
と直感的にビビッときました。
いまでは上下に歯が8本くらい映えていて、笑顔も増えました☆
当時は虎ちゃん一家のストーリーを映画『うまれる』の構成の中に
うまく入れる方法が思い浮かばなかったので、とりあえず「記録として」
時折伺って撮影させていただいていました。
その後、正式に映画にご登場いただく事になり、
その過程でNHKさんにも特集いただいたり、新聞に取材を受けて
いただいたり、おまけに映画のポスターにまでなってしまいました♪
ちなみに、映画『うまれる』のポスターの写真は、
一番最初にお会いした時に撮らせていただいたものなんですよ〜。
人生って本当に面白いです☆
僕らはまずは『うまれる』のメッセージをお伝えしていきたいと思っていますので
(第一子を可愛がる前に第二子作りに取り組んだらまずいですよね、笑)、
虎ちゃん続編が『うまれる』の次回作になるのかは分からないのですが、
流れに身を任せつつ真摯に取り組んでいきたいと思っています。
これからも映画『うまれる』をよろしくお願いいたします。
「うまれる」見させていただきました。
たくさん感動して、たくさん色んな事を考えさせられました。
一度見たのに、もう一度見たくなって生まれてはじめて1人映画デビューしました。
看護師という職業がら、虎ちゃんとおなじ18トリソミーの子どもたちと出会うことがあります。本当に、ほんとうにみんなすごいパワーですよね。
頑張っている姿に、私自身が励まされる毎日です。
「うまれる」の話を先輩としていた時、また虎ちゃんの姿が見たいね、映画にならないかなぁ なんて言っていたので嬉しい限りです。
虎ちゃんを通して たくさんの人たちに 「いのちのメッセージ」 伝えてください。
スクリーンで虎ちゃんと会える事楽しみにしています。