先日、児童養護施設を訪問しました。
児童養護施設とは、
保護者のない子どもや何らかの理由で子育ての出来ない子どもを預かって養護する施設で、
主に3歳から18歳までの子どもが生活しています。
今回訪問した施設には、
・未就学児9人、
・小学生16人、
・中学生8人、
・高校生14人
と約50人の子どもたちがいました。
施設に預けられる一番の理由は、
病気や精神疾患等で母親が子育てをする事が難しいというもののようですが、
近年増えているのは、虐待だそうです。
最初のうちは「この人、誰だろう?」というような反応でしたが、
僕の特技は何を隠そう子どもと仲良くなること(笑)。
たぶん、映像製作よりも才能あると思います(笑)。
しばらくすると
「抱っこして」
と4歳くらいの赤いシャツを着た男の子。
ちょっとドキッとしましたが、
何事もなかったように肩車を始めたら、
結局、1時間半の間、全員を肩車をするハメになりました(笑)。
でも皆、とっても喜んでくれていたようなので、良かったです。
自分から来れる子も、シャイでなかなか来れない子も、みーんな肩車しちゃいました。
3歳くらいのすっごく可愛い、黒い服を着た女の子は、最初無表情で、
「肩車する?」
と聞いたら、目を合わさずに「うん」と頷いたので、
「おらー!」と肩車をしたらすんごい喜んでいました。
帰り際に、赤シャツの男の子がぼそっと
「お家帰りたいなー」
と言うので、「じゃあ帰ろっかー」と言ったら、
「でもね、パパもママもいないんだー」
と。。。
心の奥底に深い悲しみを秘めながらも
明るく元気に過ごす子どもたちを見て、
自分に何が出来るのかな、
と改めて思いました。
コメントする