僕の人生を変えた映画『ファイトクラブ』

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久々に『ファイトクラブ』を観ました。
デイヴィッド・フィンチャー監督・ブラッド・ピット、エドワード・ノートン主演の
本作は、僕が映画監督を目指す大きなきっかけになった映画です。

公開当時(2000年頃)、僕は会社勤めをしていて、
映画の道に進みたいと長年思っていたものの、
夢を目指す勇気がなく、あまり自分に合わない営業の仕事でウツ気味でした。

そんな時に観たのがこの映画なんです。

ブラッド・ピットがエドワード・ノートンとコンビニの強盗に入って、
店員のバイトの青年の財布の中身を見ながらアジア系の青年に

「目指した職業はなんだ」

IMG_1896.jpg ※ 携帯で撮った写真だから汚くてすみません

って聞くシーンがあります。
レイモンド・ラッセルという名の青年は

「獣医になりたかった」

と答える。
するとブラッド・ピットは青年に銃を突きつけて、

「6週間後に獣医の勉強をしてなきゃ ブッ殺す」

IMG_1898.jpg という言うシーンがあるんです。

その瞬間、僕は映画館で、
真横に銃を突きつけられているのを感じました。

「お前、映画監督になりたいんだろ? お前何やってんだよ!?」

ってブラッド・ピットに言われているような気がして、
ひとりで号泣しちゃったんですよ。

その日の夜に、やっぱり映画監督になろうと決意して、
お金を貯めて2年後にバンクーバーの映画学校に留学しました。

そのシーンの最後に、
解放されて走って逃げる青年に対してブラッド・ピットが言う台詞

「レイモンドはいい朝を迎えるぞ」

ありがとう、ブラッド・ピット。
僕は毎朝、いい朝を迎えさせてもらっています。

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映画『ファイトクラブ』

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