先日、映画『うまれる』のサポーターでメルマガの読者の方から
こんなメールをいただき、思わず涙しました。
許可をいただいて、皆さまとシェアさせていただきます。
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「うまれる」メールマガジンvol.102で、
「我が子を守る人工呼吸」という記事を読ませていただきました。
【3分以上、脳に酸素がいかないと、植物人間など甚大な結果に】
と記さていました
が、「ドリンカーの生存曲線」というのがあり、ドリンカーの生存曲線は呼吸停止から心肺蘇生法を実施するまでの時間と、蘇生率を表しています。
これを見ると
1分後に人工呼吸を実施すると97%、
2分後では90%、
3分後は75 %、
4分後は50%、
5分後は25%となり、
10分後にはほとんど0に近くなってしまう。
しかも脳が酸素なしで生きていられる時間はわずか3~4分といわれているため、
【呼吸停止してから5分以上経ってしまうと蘇生するのは難しくなる】
のです。
私も、【我が子を保育園で亡くすまで知らなかった】ことです。
我が子は、保育園で午睡中、心肺停止の状態で発見され窒息で亡くなりました。
発見された後も、保育士には心肺蘇生をしてもらうこともありませんでした。
保育士は心肺蘇生が出来なかったと報告を受けています。
豪田様も、娘を保育園へ預けているようですので、その保育園が生命を守る保育園なのか、
午睡中の生存確認を5分毎に行なっているのか、確認することをお勧めします。
それが、保育園へ預けている親御さんの務めだと考えます。
私たちを含め、午睡中の死亡事故で保育園を相手に訴訟を起こしている人たちが沢山います。
幾ら訴えても行政は耳をかさず、我が子の死亡事故以後も同じような事故は起き続けています。
確認されているだけでも、
【200人近くの赤ちゃんが保育園で午睡中に亡くなって】
います。
しかし、すべての保育園が、そういう保育園ではないと思います。
現に、いのちを守る取り組みをしている保育園もあります。
別件で市内の保育園に行った時に、私たちがのぶちゃんの両親だと解っていて、
「この度は、同じ児童を預かる立場にある人間として、誠に申し訳ありませんでした。」
と謝罪されました。
私たちは、我が子を亡くしてから、すべての赤ちゃんがかわいくて仕方ありません。
街で赤ちゃんを見かけると目で追い、わざわざ後を追い、はたから見れば変なおじさん、おばさんだと思います。
「うまれる」という生と隣り合わせに死というものがあるのです。
「うまれる」のファミリーサポーターには登録させていただいていますが、それは、
赤ちゃんを亡くしているからこそ、「うまれる」ことの大切さ、生命を守らなければならない使命感を持っています。
すべての赤ちゃんが、両親に育まれ、見守られ、大きく育っていくことを願わずにはいられません。
豪田様も、しぐさちゃんを守り通してください。
私は、我が子のいのちを守れなかった父親です。
私のような親は、私たちでおわりにしたいのです。
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メールをいただいたのは、栃木県日光市にお住まいの方です。
「のぶちゃんくんは、おじぞうさま」というホームページもあります。
http://nobu.roadout.com/
のぶちゃんくん、とても可愛いです。
我が子を亡くすという事は、想像を絶します。
このような事件が二度と起きないよう、また、
この世にやってきたすべての命が幸せでありますように。
当事件のニュースのリンクです。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110226/tcg11022602070003-n1.htm
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