先日、気仙沼で被災した方が、
避難した土地で上映会を主催してくださり、
上映後、このようなメールをいただきました。
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震災翌日、
丘の上から見た気仙沼は壊滅的だった。
実家は流れ、水の中。
あちこちに散らばる瓦礫、残骸。
その場にしゃがみ込む自分がそこにいた。
あの日、
僕は何故生き残ったのか、
うまれた事に、
助かった事に、
後悔さえしていた。
波にのみこまれた家族とは奇跡的に再会でき、
嫁の実家に避難したものの、
慣れない土地に戸惑い、
心も疲れ、涙も枯れ果て。。。。
そんな中、避難先の土地で
『うまれる』に出会いました。
『うまれる』を観て、
枯れたと思っていた涙を、
また流すことができました。
前を見れる様になりました。
親を選びうまれたなら、
うまれた場所が気仙沼である事に全く悔いはない。
決して短い命だったとしても。
ずっと冷凍保存されていたとしても。
チューブが付いてたって体の一部だ!
震災から5ヶ月。
絶望の中から見様見真似で始まった上映会が無事終了し、
答が出ました。
生きているのではなく、生かされている事に。
人は...うまれかわれる。
『うまれる』はわたしのバイブルです。
製作に携わった方、全てに感謝します。
ありがとうo(^-^)o
うまれてきて...よかった。
いつか気仙沼市民会館で開催したいです。
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※ 文章はかなり要約させていただきました。
全文はコチラより
いままで何度も「映画を作って良かったなぁ」って思わせて
いただく事がありましたが、今回は本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
このメールをいただいて、スタッフで決めたことがあります。
また近々、ご報告いたします。
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