「赤ちゃんは泣くのが仕事」
だと、父親になる以前によく聞いていましたが、今は、
「本当かなぁ?」
って思います。
赤ちゃんは自己表現手段が限られているので、
「泣く」というのは重要なオプションではありますが、
これまで100家族以上を取材・撮影してきて、また、
約1年間、娘の成長を見守ってきて、
「赤ちゃんは泣くのが仕事」とは思えない
んです。
もちろん、赤ちゃんによって、ご家族によって、
色々違う面はあるかと思いますが、
【赤ちゃんが泣くのには必ず理由があり】
赤ちゃんだって、
【泣かなくていいなら泣きたくない】
んじゃないかなって感じます。
まず、
【赤ちゃんが泣くのは、メッセージを送りたいから】。
基本的にはコミュニケーションであって、
自分の伝えたいことを伝える手段として、
いまは「泣く」という方法しかないから、「泣く」。
我が家の育児は彼女がお腹にいる頃から始まりました。
映画『うまれる』の製作を通して、たくさんの事を学ばせて
いただいた後だったので、やりやすくはありましたが、
でも当然、分からないことばかりで手探り状態。
ただ、「愛情を注ぐ」、「そばにいる」という
2点に関しては、頑張って来ました。
僕から見ると、赤ちゃんが泣く理由は主に5つしかありません。
1. お腹が空いた
2. 眠い
3. オムツを交換して欲しい
は皆さんもご存知の主要な3要素。
あと、
4. 愛が足りない(抱っこして〜)
他に細かいところでは、「退屈だ」、「体勢がきつい」、
「他の赤ちゃんが泣いた」とかありますけれど、
とても重要でいて、
実はあまり知られていないのが、
5. ママがストレス状態
というものです。
ママが不安やプレッシャー、疲れなどでストレスが
溜まっていると、それは赤ちゃんに如実に伝染します。
そしてそのネガティブ・エネルギーに対して拒否反応を示し、
「泣く」んです。
赤ちゃんは「考える」ことはまだ苦手かもしれないけど、
「感じる」ことはとっても発達しています。
でもこういう時、多くのママは
「なんで泣いているのか分からない」
という状態になり、さらにストレスが溜まって、
悪循環になっちゃうんですよね。
なので、僕らパパ陣にとっては
ママのストレスを軽減させる事、
ママをリラックスした状態になってもらう事が
大切な「育児」の一つなのではないかと思います。
「どうしたら人は最もリラックスできるのか?」
と考えたら、
「大切な人に愛されていると感じられている状態」
ではないかと思うんですよ。だからうちは、
===========
妻に愛情表現
↓
幸せな子育て
===========
という図式を作るようにしています。
【究極の育児はパートナーシップにある】
と、つるの剛士さんにも教えてもらいました。
ほんと、その通りだと思います。
すべての問題は、理由と解決手段が分かれば、
さらなる成長への土台になります。
乳幼児の育児でストレスの元の一つは、
赤ちゃんが泣く事だと思いますが、
泣く理由と解決手段が分かれば、
学ぶ事がたくさんあるし、笑顔が耐えないし、
【育児は楽しくてやりがいのある究極の仕事】
になるんじゃないかなぁと思います。
これに気づいてから、育児が以前よりもっと楽しくなりました!
コメントする