先日、ドキュメンタリー映画の『エンディングノート』が大ヒットになっている話を
書かせていただきましたが、個人的に僕は、
【日本はドキュメンタリー立国すべき】
と考えています。
資金力のいる娯楽映画、ゲーム、アニメは、
残念ながら予算的にアメリカ等の列強諸国には全く太刀打ち出来ません。
劇映画に関しては、既に10年ほど前から
中国・韓国にも追い抜かれています。
日本はゲームとアニメの国という印象を持たれている方も
いらっしゃるかと思いますが、実は小泉首相が発言した時から、
残念ながら他国に抜かれ始めました。
ただ、ドキュメンタリーに関しては
彼らもあまり資本投下していないのでチャンスはありますし、
予算をかけずに良質な作品を作ることが可能です。
日本人は世界有数のクリエイター大国ですし
(カナダでも日本人は一目置かれる存在でした)、
NHKを始めとして、日本のドキュメンタリーは
世界的に見てもレベルが高いと感じています。
僕が4年間住んでいたカナダはドキュメンタリー大国でしたが、
それはお隣のアメリカに対抗しても勝てない事を分かった上で、
自らのアイデンティティの追求なのだなぁと思っていました。
人的資源を有効活用できれば、
いままで以上に世界に貢献していく事は十分、可能です。
【映画は国の文化を表現するシンボル】
なので、個人的には国を挙げて取り組むべきテーマだと
思っています。
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