北朝鮮の貧困に苦しむ家族の悲劇を描いた映画『クロッシング』は
かなりキツかったです。
作品として非常に良く出来ていて、展開、演技、映像など
技術面では素晴らしいです(映像技術は日本を完全に超えています)。
ストーリーはキツいです。
こういう映画を観ると「子どもが親を選ぶ」という考えは、
どう捉えるべきなのだろうと思ってしまいます。
誤解されているかもしれませんが、
僕はこの考え方が絶対と思っていませんし、推奨もしていません。
映画『うまれる』の中では反対意見も出しています。
色々な捉え方がある中で、僕自身は「子どもが親を選ぶ」と考えてみた事で
人生の問題が解決し、また、生きる事が楽しくなりましたが、
極度の貧困と人間性を失った政府役人の元で、
地獄のような生活をする人たちにとっては、
どこまで前向きに捉えられるのだろうかと思いました。
豪田トモ
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