最近、ちょっとブルーでした。
娘の詩草(しぐさ)が
5日間ほど39〜40度を彷徨っていたんです。
かなりの高熱です。
辛そうで、ギャンギャン泣き続け、
食事を準備しても、首を横に振って全く食べず。。。
少し食べてももどしてしまう、という状態でした。
※ 父と母と
5日目の昼過ぎ、ずっと家にいるのでストレスが溜まったのか、
詩草が
「外に出たい」「外に出たい」
とワーワー言い始めました。
熱を計ってみたら37度台まで下がっていたので、
「ちょっとだけだよ」
と言って、
自転車の後ろに乗っけてしばらくサイクリングしたんです。
数分走って戻る度に、
娘は人差し指を一本だして、
「もう一回」
と僕を見つめます(最近、覚えました)。
「しょうがないなぁ、もう一回だけだよ」
と言いつつ、結局、娘の眼差しに勝てず、
10回くらいリピート(笑)。
娘はいつまでも人差し指を出し続けるのですが、
体調が心配だったので、
「もう一回!」
と泣きじゃくる娘を、
無理矢理、後部座席から下ろしました。
その数時間後、また40度になってしまい、
妻と話し合って、大きめの病院に行ってみることに。。。
いままで熱が出ても早くて1日、遅くとも3日で下がって
けろっとしていたのに、
今回は5日間。
さすがにちょっと長い。
( もしかしたら白血病になっているから、
身体がウイルスに勝てていないんじゃないか。。。 )
( もし何か大きな病気にかかっていて、
このままいなくなってしまったらどうしよう。。。 )
( あともう一回、自転車に乗せてあげれば良かった。。。 )
何だか色々と心配してしまって、
気がついたら、涙ながらに手を合わせて祈っていました。
僕は無宗教ですが、
人生で初めて、信仰に頼りたくなる気持ちが少し、
分かった気がします。
※ 最近、ヨガのポーズをします(笑)。
人生初の血液検査とレントゲンを受けて、気管支炎には
なっているものの、入院するほどでもないので、もう少し
様子をみましょう、ということになりました。
そして、その夜、峠を超えて、朝起きたら平熱の36度台に!
「よく頑張ったねー!」
「えらいねー!」
とたくさん抱っこして、頭をナデナデしました。
娘は、たかだか5日間程度でしたが、
世の中には、ご本人が、最愛のパートナーが、お子さんが、
大きな病気や怪我、障がいなどと闘っている方々が
たくさんいらっしゃいます。
また、お別れをしなければいけなかった方々も
たくさんいらっしゃいます。
その方々のお気持ちを考えると、
想像を絶します。
僕らに何か出来る事があれば、、、
と改めて思いました。
こういう気持ちは、ほんの3〜4年前には
僕には全くありませんでしたので、少し不思議な気持ちです。
※ 元気になったぜ!
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