話題の映画『ドライブ』を観ました。
ラストの1/4はもう少し工夫があるとパーフェクトでしたが、
ストーリー、キャラクター、アクション描写は素晴らしく、
クライム・ムービーの秀作と呼べる一本に。
特にライアン・ゴスリング(「きみに読む物語」)の
魅力が素晴らしかった☆
カンヌ映画祭で監督賞を受賞したそうですが、
難解で一般の人には受け入れられない映画が評価されるのがカンヌ(笑)。
なのに、本作のような娯楽クライム・アクションが
評価されたのは「なんでだろう?」と調べてみたら、
審査委員長がロバート・デ・ニーロだったので、
「なるほど」と。
アカデミー賞は何千という会員から選ばれますが、
カンヌは基本的に10人に満たない人から選ばれるので、
最大公約数というよりも、あくまで、
毎年変わる審査員の好みによって大きく傾きます。
いつもは「私は映画監督なのであーる」というタイプの方が
審査委員長および委員を務める事が多いのですが、
今回はデ・ニーロ、ジュード・ロウ、ユマ・サーマンと、
割と娯楽映画に理解のある人がメンバーに名を連ねていたので、
本作に賞が与えられたのかなと思います。
そろそろ映画館での上映も終わりますので、
観に行くならぜひGW中にどうぞ!
ただ、これは「男映画」なので、
女性にはあんまりおススメではないかも。
映画『ドライブ』公式HP
http://drive-movie.jp/
監督・父
豪田トモ
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