現在、『うまれる』にほぼ常勤しているスタッフは2名おりますが、
2人も娘の詩草(しぐさ)をとても可愛がってくれています。
彼らはフルタイムではなく、
他の仕事をしながら手伝ってもらっているのですが、
他の仕事の現場では、ストレスが溜まってしまっても、
それを癒す場所はないそうです。
でも、そんな中、オフィスに来て、
詩草が笑って、踊って、大きな口を開けてご飯を食べ、
「抱っこ〜」とせがんでくる姿にはとても癒されるようで、
スタッフの秋田直器は
【詩草は『うまれる』の福利厚生だ】
と言っていました(笑)。
うまい事いいます☆
これまでの日本の労働環境は、
子育てと明確な線を引き、労働と子育てを別々の場所で遂行する
ことで、「効率」と「生産性」という部分を重視してきましたが、
いまの日本の経済環境を鑑みると、
その辺りは考え直す必要がある気がしています。
子どもが職場にいる事は、
程度によっては「効率」が良くない場合はあるかもしれませんが、
労働環境だけでなく、「生活環境」まで範囲を広げれば、
人生の「効果」と「生産性」は高まるのではないかと思いますし、
============================
働く場所が楽しくて、働きやすくて、
やりがいがある方が、人は伸びる
============================
んじゃないかなと思います。
※ 「ちりんちりん」が大好きです☆
また、
人の労働パフォーマンスを見る際に、仕事に従事している
時だけを見ていると、判断を誤る可能性もあります。
労働というのは「人生」、「生活」の中に位置するものなので、
=================================
「生活」の中での精神状態が良くなければ、
労働パフォーマンスに影響する
=================================
からです。
「そんなものに影響されないのがプロだ」
という意見もあるかもしれませんが、
人間は感情を持った生き物。
感情を押し殺しすぎて仕事をするのは、
全体的に見た場合の、その人の人生に影響してしまうと思うんです。
これは様々なご意見があると思いますが、
「恋人と喧嘩したから仕事に集中できない」
なんて、僕は人間的で好きです (笑)。
そこで理解を示し、助けになる事で、精神的に
落ち着いて良いパフォーマンスを発揮してくれるような気もします。
※ 食事を終えたくない様子(笑)。
プレッシャーとストレスを与えすぎて、
いまの日本では精神疾患を持ってしまう方が増えていますが、
これは人を人間扱いせず、
機械と同じように作業場での労働パフォーマンスを主に評価しているから
ではないかと思うのです。
そのためには、リーダーが人間として成長しなきゃいけないし、
人に共感できる感性を養う事が必要なんだよな、と思い、
いつも気を引き締めています。
監督・父
豪田トモ
コメントする