死生学で著名なアルフォンス・デーケンさんの講演会に行ってきました。
ドイツ出身で、40年以上、日本にいらっしゃるデーケンさんは、
80歳を過ぎたご高齢にも関わらず、元気いっぱい☆
「死」についてのお話のテーマは、実は「生」。
ジョークを織り交ぜてお話されているので、笑いの耐えない時間でした。
講演会で最も目からウロコだったのが、
【ボランティア活動をしている人は、していない人より2.5倍、長生きする】
という研究結果!
数字の出所などは忘れてしまいましたが(おそらくデーケンさんの著書のどこかに書いてあるのでしょう)、何だか直感的に分かる気がします。
「ボランティア」は「タダでやってあげている」と思っている間は、かなり半人前。
でも、しばらくすると、おそらくほとんどの人が「タダでやらせてもらっている」という心境になるかと思います。
【ボランティアはエネルギーの物々交換】
だと僕は思っています。
自分の時間や労働、技術、知識を無償で提供することで、
実は、
【お金に換算できない、たくさんのエネルギーや出会い、新しい価値観などを与えていただく】
側面があるんですよね。
そのエネルギーが、人の心身に良い影響を与え、長生きにつながるのだろうなぁと思うのです。
僕も時折、ボランティアを行わせていただきますが、
いつも、かけがえのない経験をさせていただいています。
http://www.umareru.jp/umarerustaff-volunteer.html
アルフォンス・デーケンさんのお話を聞きながら、多分、長さだけでなく、ボランティアによって、質も豊かな人生になるのだろうなぁと思いました。
デーケンさんの「新版 死とどう向き合うか」は名著です。
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