ちょっと前の話になりますが、映画『うまれる』の上映に伴った
トークショーに参加させていただきました。
・衆議院議員の野田聖子さん
・日本に骨髄バンクを作られた大谷貴子さん
(何度かメルマガやブログでもご紹介させていただきました)
・そして司会はフリーアナウンサーの町亞聖さん(元日テレ)
と、豪華ゲストをお招きしての「命の対話」は
大変な盛り上がりを見せました。
このイベントを企画した古賀まみさんは、
初めて『うまれる』を観た時に、
「多くの人と一緒にこの作品を観たい!」
と感じたそうで、彼女の思いが伝わり、
約200枚の前売券は2週間以上前に完売となりました。
そんな古賀さんは、
白血病になった弟さんに骨髄移植をした経歴の持ち主。
命と絆に対する想いは、人一倍、強いものがあります。
トークショーは、やはり51歳で出産され、
大きな話題になっていた野田聖子さんを中心に進められて行きました。
野田さんのご出産については、色々な議論があるようですが、
『うまれる』としては、命を産み育てたいと願う人、
障がいのあるなしに関わらず、未来を担う子供たちを懸命に
育てようとする人は、出来る限り、応援していきたいと思っています。
そんな彼女にとって、障がいを持って産まれて来た真輝くん(現在、1歳6ヶ月)
との日々はかけがえのないものになっているようです。
※ 真輝くん
最近は、聖子さんが病室から帰る時になると、
真輝くんが泣きじゃくるようになっているそうで、
「こんな私でも居なくなることが寂しいと思ってくれるんだなぁ」と
息子さんの存在に、心から感謝されていました。
様々な批判を浴びる中で、子供に向き合うのは非常に大変な事だとは
思うのですが、
彼女にとって一番辛いのは、
本当は一日中、真輝くんに寄り添っていたいけれど、
同時に、国会議員という社会的に与えられた役割を全うしなければならない事
なのだそうです。
「授かった以上、「本人が生きたい」と思うまで支えることが親の責任。
育児は、夫婦のスクラム。一方が凹んだ時も、一方が頑張れば乗り越えられる」
と語る聖子さん。
トークショーの数週間後、真輝くんのお見舞いに伺わせていただきましたが、
テレビのドキュメンタリーで拝見した時よりも、
遥かに成長し、そしてたっっっくさんの笑顔を見せてくれました。
とにかく、笑顔の頻度がハンパなかったです。
色々言う人はいるけれど、真輝くんを見ている限り、
【ママとパパに会えて本当に嬉しいんだなぁ】と感じました。
おそらく今回の出産・育児を通して、聖子さんは
【日本一、命と子供に敏感な国会議員】に
なられたでしょうから(他にも活動している先生方もたくさんいると思いますが)、今後、彼女にしか出来ない政策をたくさん実行してくれると思っています。
応援しています!!
監督・父
豪田トモ
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