【取材】看取りは最後の親孝行

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昨日は日本尊厳死協会・副会長で兵庫県・尼崎市の在宅医師・長尾和宏先生にお会いする光栄に恵まれました。

先生はこれまでに1,000人以上のお命を看取られているそうですが、中にはご家族がおらず、

「おひとりさま」で逝かれる場合も

あるそうです。

亡くなる前、「先生、わたしを独りにしないで、、、」と言葉をふり絞る患者さんを、長尾先生は

抱きしめて

お見送りされます。

なんと、幸せな最後でしょう。
なんと、素敵なお心意気でしょう。

「人間は一人でこの世に産まれ、独りでこの世を去る」という考えもあるそうですが、僕は

【人間はたくさんの人に祝福されて産まれ、感謝とねぎらいで見送られる】

のだと思いたいです(もちろん、事故などもありますが。。。)。

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先生の近著「平穏死10の条件」は
「なくなること」の概念が覆る名著です。

また、毎日更新されている先生のブログは英知の塊。
「旅立ち」について勉強するには最適なサイトです。
http://www.nagaoclinic.or.jp/doctorblog/nagao/

映画『うまれる』を公開した直後から、次回作のテーマの一つとして、「人生の終末期」について、ずっとリサーチしていますが、最近、特に思うのが、

【看取りは最後の親孝行】

だという事。

感謝と感動と祝福で産み・育ててくれた親も、
いつかは旅立つ存在です。

65歳以上の親御さんをお持ちの方、
そろそろ「最後の親孝行」について考えられても良いかもしれません
(もちろん、年齢はおいくつでも結構ですが)。

「平穏死10の条件」のご購入はコチラから

監督・父
豪田トモ

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