アメリカのhuluというサービスは、
月額980円で、非常に多くの映画やドラマが見放題という代物です。
利用する側にとっては何ともありがたいサービスではありますが、
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極端に値段が安い商品・サービスは、
「なぜ安いのか?」を考える必要もある
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のではないかと思うのです。
例えば、
とっっっても安いレストランがあるとすると、
そこには、
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・平均よりも安い値段で働かれている方がいたり、
・買い叩かれている業者さんがいたり
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することが多々あります。
そこでhuluのサービスを考えると、
おそらく、
【作品の作り手にしわが寄せられているのではないか】
と想像します。
安い金額で観れる状況になっている代わりに、
例えば、脚本家や出演者、音楽や映像などの技術職の方々に、
その報酬がしっかりと行き渡っていない可能性があります。
映画やドラマの出演・契約料は、ほとんどが「ワンショット」。
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ヒットしようがしまいがギャランティには関係なく、
どれだけ多くの人に観ていただこうとも、
それがスタッフ・キャストに還元される事は稀
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です。
それが良いか悪いかは分かりませんが、
作り手の一人として、huluのようなサービスを利用しながら、
何とも複雑な気分になることは確かです。
ああ、でも「クリミナル・マインド」が面白い。。。
監督・父
豪田トモ
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