【2010年11月6日】
にシネスイッチ銀座など6館で映画『うまれる』の公開が開始され、
本日で無事に2歳の誕生日を迎える事が出来ました。
おかげさまでたくさんの方に支えていただいて、
いまだに上映を続けさせていただいています。
自主上映会のお申込は全く衰えることなく、
月日が経つほど増加していく傾向。
これも皆さまのご支援あっての事と、深く、深く感謝しております。
ありがとうございます。
おかしいと思われるかもしれませんが(笑)、
僕は映画『うまれる』を「自分の子ども」のように思っています。
※ 初日の舞台挨拶では号泣してしまいました。。。
通常、クリエイターは一つの作品を産み出すと、
次の作品に移ります。
この「うまれる」をつくるまで、僕は当たり前のようにそうしていて、
「作品をそだてる」
という感覚は全くありませんでした。
でも、映画『うまれる』の場合は、
娘の誕生と映画の公開がほぼ同時だったこともあったのか、
ちょっと感覚が違ったんですよね。
娘が産まれた後、もう僕は生み出したから、あとは
誰かにまかせて、娘を放っておいて、さぁ次の子どもに!、、、
とは当然なりません。
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いま目の前にいる我が子を愛し、育てたいという
気持ちがあって、それは作品も同じである
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事に気づきました。
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公開後、2年近くも
映画「うまれる」を観ていただく活動に専念しているのは、
我が子を「そだてたい」という感覚があるから
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なのかもしれません。
なので、
「次回作を楽しみにしています!」
とおっしゃっていただけると、
とても光栄であると同時に、
「第一子」の事を忘れられてしまうような気がして、
少し寂しくなってしまうような気持ちもあるんですよね。
僕、おかしいかな?(笑)
もしかしたらこれは僕自身が長男であり、
弟が産まれてから苦難の人生が始まった事も関係しているのかも??
でも、弟や妹ができると上の子がお姉ちゃんとして
違う成長を見せてくれる事もありますからね!
これから次回作の製作に入りますが、
「第一子」のことも今までと変わらず、愛おしんでいこうと
思っています。
これからもよろしくお願いいたしますっ!
監督・父
豪田トモ
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