子ども虐待を法廷で立証する難しさ

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聴覚障がいを持った子どもへの性暴力を
取り上げた映画『トガニ』では、

【子どもたちへの同意なき性行為を法廷で証明しようとするシーン】

があります。
しかし、これは

【日本では現実的に非常に難しい】

事のようです。

先日、子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク代表で、
内科医の山田不二子先生に取材させていただきましたが、

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子どもの記憶はえてして曖昧になりがちなので、
「回数」や「時」、「期間」、「場所」などを法廷で
特定しようとしても、犯罪として立証できないケースがある
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のです。
虐待は生活の中で継続的に行われてしまっていることが多く、

子どもは「いつ、どこで?」と聞かれても、
なかなか明確には答えられない。

例えば、

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同じ人から複数回、被害を受けると、より罪が重くなりますが、
何百回と繰り返されても、「時」や「場所」を子どもが1回しか
立証できない場合、罪は1回分のみになってしまいますし、
そもそも、その1回も立証できない場合もあります。
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一方、他国では虐待に限っては、「時」の特定は不要になっていたり、
女性や子どもを守る方策が練られているようです。

こういった不条理については、声を挙げていくしかないのでしょう。。。

まだまだ勉強不足ですが、
映画『トガニ』の衝撃がいまだに残っています。

映画『トガニ』公式サイト
http://dogani.jp/ ※ まだ少し劇場で公開していて、DVDまではもうすぐみたいです。

監督・父
豪田トモ

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