子ども虐待防止について、
韓国は日本よりも進んでいるようです。
元々は遅れ気味だったそうですが、
相次ぐ事件の露呈に(これが酷い事件が多い)、急速に対策が進みました。
子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク代表で、
内科医の山田不二子先生によると、
これにはいくつかの理由があるそうです。
1.
まず、韓国は隣国に北朝鮮がある事もあり、
警察国家的側面があるため、警察が主導権を握りやすい。
※ 日本では「警察民事不介入」という文化が残っており、
子ども虐待について、警察が主導権をとりにくいようです。
2.
日本と違って大統領制を敷いているので、
トップダウンで話が進みやすい。
3.
クリスチャンが非常に多いので(韓国で最も多い宗教はキリスト教)、
欧米で効果をあげた対策が輸入されやすい。
そして、この3点に加え、最も大きな影響力を行使するものが
韓国にはあるそうです。
それは
【女性子ども省】
という省庁の存在。
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韓国にはこの【女性子ども省】があるために、
女性や子どもを守るための対策が日本よりも進んでいる
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という山田先生の結論には、少し納得がいきました。
そう言えば、先日、NHKのクローズアップ現代で
【韓国はワーキング・ウーマンの育成を国家戦略にしている】
という話が出ていましたが、その時もこの【女性子ども省】の存在がありました。
箱を作れば解決する問題ではないので、
【女性子ども省】が日本に必要かどうか、
現時点では何とも言えませんが、
男性中心の社会では当然のことながら限界もありますし、
女性や子どもは守っていかなければならない存在でもありますから、
議論をしていく必要はありそうな気がしました。
おそらく、
【日本には日本の良さを活かした対策があるはず】。。。
監督・父
豪田トモ
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