元警察官で、
現在は新潟市の自立援助ホームの職員をされている
五十嵐榮さんは、
問題のある子どもたちを「非行(ひこう)」ではなく
「非幸(ひこう)」と呼び、
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子どもたちが「非幸」になった主な原因は、
両親からの十分な愛情と認知をもらえなかった事にある
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と考えられています
(もちろん、様々な理由があります)。
そこで彼が取り組んでいた事は、
・子どもたちに手錠ではなく愛情をかける。
・「家庭訪問」をして親御さんたちと対話をする。
という事。
言わば、学校の先生やお坊さんがやりそうな事ですが、
警察官の五十嵐さんが、独特の新潟弁で、
「ま、そんげ、怒んなやぁ」
「ころん、ほめれや~(子どもさんを褒めてあげてよ〜)」
とお話することで、
とてもたくさんの「非幸」少年・少女が立ち直っていったそうです。
素直に受け入れる事が出来ず、
「ワタシ(オレ)が悪いってのか?」
と反応する親の場合はなかなか解決が難しいそうですが、
ほとんどの親御さんも子どもたちも五十嵐さんの愛情を感じて、
真摯に応えようとされていたようです。
警察官じゃなくても良いのですが、
こういう方が地域に一人でもいると違うんだろうなぁ。
監督・父
豪田トモ
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