自主上映会に「最低保障料金」制度を設けている理由

映画『うまれる』の自主上映会サービスにおきまして
「最低保障料金」制度を設けさせていただいておりますのは、
以下の2つの理由からです。

※ 「最低保証料金」とは、鑑賞者の数に限らず、
例え、入場者売上が10万円(無料上映の場合。有料上映は7万円)を
超えない場合でもお支払いいただく金額です。

【1. 「地域を超える! 人がつながる!」をコンセプトにしているため】

「無縁社会」などと呼ばれ、人との絆が薄くなっている現在におきまして、
私たちは、『うまれる』という映画を使って、
地域の人々が心でつながり、そして新たな絆が生まれる事を願っております。

もし、最低保障料金制度がない場合、
例えば20名様でも上映会を開催いただく事が可能になりますが、
20名という人数は主催者様の友人・知人だけでおそらくお呼び出来る数
になりますので、「地域を超えて人がつながる」事は難しくなります。

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現在の上映会は有料上映の場合、200名近くの方々を
お呼びいただく事を前提にしておりますが、これは
「地域を超えて人がつながる」事がない限り、達成できない人数
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です。
実際にこれまで

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700回以上に渡る自主上映会におきまして、
1日の平均動員数は約250名となり(2012年12月現在)、
枠を超えたたくさんのつながりが全国で生まれている
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とご報告をいただいております。

何卒ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

【2. コスト的に『うまれる』の活動を続けていくため】

もし、最低保障料金制度がない場合、
例えば4名様でもご覧いただく事が可能になりますが、
その場合、『うまれる』側の売上は2,000円となってしまいます。

このような上映会が増えてしまいますと、

・お申込いただく方々とのメールのやりとり
・上映メディアや宣材物、販売物などの郵送の手配
・膨大な各種管理業務
・定期的に追加・修正しているホームページ作成業務

など、

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様々なコスト面をカバーする事が出来ず、
将来的に『うまれる』の活動を続けていくことができなくなって
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しまいます。

私たちは儲けるためではなく、
あくまでメッセージをお伝えするために活動しております。

収益は、

・製作資金の回収
(映画製作には膨大な金額がかかり、
お金をお借りして作っておりますので、しっかりとお返しする義務があります)

・運営費

・次回作の製作資金

・寄付金
(年間約100万円ほどを福祉関係の活動をしていらっしゃる団体様に寄付しております)

などに
利用しておりますが、
今後30年に渡って『うまれる』の活動を続けて行くために、
しっかりとしたお金の管理が必要になりますので、
何卒ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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