アメリカで13歳の息子さんにクリスマスプレゼントでiPhoneを贈った母親が、
独自に作成した
「使用契約書」
が全世界的に話題になっています。
「契約内容」などに賛否両論あるかもしれませんが、
子どもを縛るだけのものではなく、
愛する我が子に人生で大事なことを伝える手段として、
このような方法を考えた「母」の愛情を感じましたので、
参考までにシェアさせていただきます☆
(一部抜粋・要約)
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大切なグレゴリーへ
メリークリスマス!
あなたは今日からiPhoneの所有権を持つことができます。
やったね!
責任感のあるお利口な13歳なので、このプレゼントはあなたに相応しい。
しかし、このプレゼントと受理すると同時にルールや規則が付いてきます。
以下の使用契約をゆっくり読んでください。
私の親としての仕事も分かって欲しい。
あなたを健康で豊かな人間性を持った、
現代のテクノロジーうまく活用していける大人に育てなければならないということを。
あなたが大好きでたまりません。
あなたと何百万個ものメッセージ交換をするのが楽しみです。
◎ これは私の携帯です。私が購入し支払います。
あなたに貸しているのです。私って優しいでしょ?
◎ パスワードは私が常に把握します。
◎ これは「電話」です。鳴ったら出ること。
「もしもし こんにちわ」と礼儀正しく言いなさい。
もし画面に"ママ"や"パパ"と出たら、無視することなく必ず出なさい。
◎ 学校がある日は夜の7時30分に、毎週末は夜9時に、
親のどちらかに電話を預けなさい。
◎ 破損した場合の修理費用はあなたの責任です。
芝刈り・ベビーシッター・お誕生日のお祝いのお金などで、
あなたに払ってもらいます。
こういうことは起こります。準備しておいたほうがいいわよ。
◎ 公の場では電源を切るかマナーモードに設定すること。
特にレストランや映画館。ほかの人と話している時は気を使ってください。
あなたは失礼なことをしない子です。iPhoneを持っても変わらないでください。
◎ メールのやり取りをする子とは直接会話もしなさい。
会話をすることは人生のスキルです。
◎ 面と向かって言えないようなことは、
携帯電話を通してメールやテキストメールを送らないこと。
◎ テクノロジーをほかの人に嘘をついたり、馬鹿にしたりするために使わないこと。
ほかの人を傷つけるような会話には関わらないこと。
◎ 膨大な数の写真やビデオを撮らないこと。すべてを記録する必要はありません。
自分自身の体験を大切に。そうした体験は永遠に残るものよ。
◎ ほかの人に、あなたの大事な部分の写真や、
ほかの人の大事な部分の写真を送ったり受け取ったりしないこと。
笑わないで。あなたがいくら賢くても、
そういうことをしたくなる時期がやってきます。
インターネットはあなたよりも、非常に巨大で強力なのです。
これほどの規模のものを消すのは難しいし、風評を消すのも難しいのよ。
◎ 時々、家に携帯を置いていきなさい。そしてその選択に自信を持ちなさい。
携帯電話は生き物でもないし、あなたの一部でもありません。
携帯電話なしでも暮らしていけることを覚えてください。
取り残されることを恐れるのではなく、流行に流されない、
器の大きい人間になりなさい。
◎ 上を向いて歩きなさい。あなたの周囲の世界に目を向けなさい。
窓を眺めたり、鳥のさえずりをきいたり、散歩したり、
知らない人と会話してみてください。
グーグルで検索せずに、思考しなさい。
あなたは約束を守れないかもしれません。
その時私はあなたの携帯電話を没収します。
その時は話し合いをしましょう。
もう一度初めからやり直します。
あなたと私は常に学んでいるのです。
私とあなたはチームメイトなのです。
一緒に答えを出していきましょう。
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僕の娘はまだ2歳なので、まだこういう事を考えなくても良いのですが(笑)、
彼女が13歳になった時にはまた別のテクノロジーが出ていたり何なりで、
嬉しい反面、頭を悩ませる事があるかと思います。
そんな時は、このお母さんを参考に、
愛あるルールを一緒に考えていきたいなと思います。
全文は以下よりご覧いただけます。
ありがとうございました!
転載元: 2013年1月4日BLOGOS掲載
http://blogos.com/article/53423/
監督・父
豪田トモ
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