映画『うまれる』は
【約2年間の製作期間をかけて、104分の作品に】
なりました。
と言う事は、だいたい
「1日8秒の進み具合」
ということです。
1週間がんばって、ちょうど1分くらい。
改めて、根気のいる作業です(笑)。。。
映画製作を「経済活動」と見た場合、
「1日8秒の進捗」は極めて、非生産的に見えるかもしれません。
1日の進み具合をもっと増やす方が
「利益が増える」のだろうと思います。
ただ、ここに経済観念を入れすぎてしまうと、
色々なところに「歪み」が出てしまうというのが、僕の考えです。
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経済効率は良くないかもしれないけれど、
良い作品を作ろうとすれば、それなりの
時間とお金とエネルギーはかかっちゃう
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んです。
それは受け入れなきゃいけない。
ただし、製作資金を回収するような策を同時に練らないと、
現実的に、いつかは資金がショートして、
この活動を停止しなきゃいけなくなってしまいます。
クリエイティブとビジネスのバランスを取りながら、
今日も8秒、進みます。
ゴールは遠い。。。
監督・父
豪田トモ
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