先日のブログでお伝えさせていただきましたが、
5月より自殺防止キャンペーンを開始させていただく予定です。
今回、自殺という命題に取り組ませていただこうと思ったのは、
ある人に出会った事がきっかけです。
澤登和夫さんは、
5年半で5度のウツを経験し、
ある時、【ビルの屋上から飛び降りました】。
幸い、命に別状はありませんでしたが、
当時は
・孤立感と無力感に苛まれ、
・居場所、味方、存在価値が見つからず、
・生きている理由が見いだせなかった
とおっしゃっていました。
ご家族や友人、医療関係者など様々な方々の支え、
そして、澤登さん自身がもう一度
「生きたい」
と思えるようになった事によって、
時間はかかりましたが、病気から立ち直り、
現在は
「うつ専門カウンセラー」
として活躍されています。
NHKなど様々なメディアに出演し、書籍も2冊ほど刊行。
ウツになる方の気持ちや、自殺を企図してしまう心理などについて、
ご自身の経験からとても説得力のあるお話をされています。
お人柄が本当に素晴らしくて、
まるで仏様のような深い愛情と広い寛大さを感じるような方です。
ぜひ澤登さんの御著書や講演会、ブログなどを
覗いてみてください☆
そんな澤登さんと出会ったのは、
映画『うまれる』の自主上映会でした。
千葉市での講演会に伺った時に、スタッフとしてお手伝いされていて、
「この人、自殺した事あるんですよ」と紹介され(笑)、
お付き合いが始まりました。
澤登さんは
「死にたいは生きたいの裏返し」
だと言います。
本当は生きたいのに、
生きているのがしんどかった。
自分の居場所や味方、そして存在価値がない。
絶望的な孤立感と無力感を感じ、死にたいと思った。。。
逆に言えば、
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自分の居場所や味方、そして
存在価値があれば、生きられる。。。
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澤登さんには、
「映画『うまれる』には自殺を止める力がある」
とおっしゃっていただきました。
そして、澤登さんの患者さんでウツに苦しんでいる方々にも、
映画『うまれる』を強くご推薦いただいています。
また、
澤登さんの著書を読み、講演会を聞き、
彼を通してウツや自殺などを勉強するにつれて、
映画『うまれる』にも出来る事がありそうだ
と思えるようになりました。
映画『うまれる』では自殺防止キャンペーンを通して、
命とは、家族とは、絆とは、
そして、自殺という命題に対して、
自分たちは何が出来るのか、
様々な事について考えていきたいと思っています。
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http://www.umareru.jp/suicide-prevention.html
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監督・父
豪田トモ
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