千葉市の熊谷市長の子育て政策には共感する点がたくさんあるんですが、
そのうちの一つが、
【パパ育児の促進】。
2児のパパでもある熊谷市長は、
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男が育児にたずさわる事は、
本人にとっても、母親にとっても、
もちろん子どもにとっても、
そして国や地域にとっても、非常に大切な事である
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と、肌で感じていらっしゃいます。
そこで彼が2年間かけて、
様々な反対を説得して作り上げたのが、
母子手帳ならぬ「育男(イクメン)手帳」。
・命が出来る仕組みから、
・女性の身体の変化、
・立ち会いの仕方、
・誕生後の子どもの成長、
・そして男が出来る事など、
が事細かに書かれています。
残念ながら「ママのサポート」という、パパが最も活躍でき、
最も求められ、かつ、パパの「特権」については書かれていなかったので、
そこは市長にご指摘させていただきましたが(笑)、
何より、このような取り組みをされている事が素晴らしいと思います。
他の自治体では、母子手帳にパパ・コーナーがあったり、
産婦人科に置いておいて自由に持っていってもらう、
というところは若干増えてきたそうですが、
【千葉市では「プレ・パパに手渡しで育男(イクメン)手帳を配布」をしている】
という点に本気度が伺えます。
「育男(イクメン)手帳」については、
行政が子育ての「指導」をして良いのかとか、
立ち会い出産の「奨励」をして良いのかなど、
様々な議論があったそうですが、
僕は
「子育ては国育て」
だと思っていますし、
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親子間の断絶や離婚率の上昇、
地域社会の崩壊等の「現実」を考えると、
国や行政が、より積極的に子育てを
指導していっても良い
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のかな、と思っています。
千葉市の子育て政策には国・市区町村が見習うべき点が多々ありますので、
また今度レポートいたしまーす。
※ 千葉市・熊谷市長に関するブログはこちら
監督・父
豪田トモ
※ ご注意事項
市長は政治家であるので、
当然の事ながら、子育て支援だけでなく、様々な仕事があります。
おそらく、すべての政策を理想的に実行する事は難しいと思いますし、
中には大きく反対したい政策もあるかもしれませんが、
1つダメだから全部ダメ、なのではなく、
良い事は良い、という観点から今回のお話をご紹介させていただきました。
もし宜しければ、皆さまがお住まいの地域でも「千葉市ではこういう事をやっているみたいですよ」とご紹介いただければ、何かが前進するかもしれません。
ただし、政治家はスキャンダル的な要素と無縁ではいられない職業ですので、
いつ何が起こるかは分かりませんが、
それとこれとは別個の「政策」として捉えたいと思っています。
ちなみに、僕は千葉市に住んでいないので、
市長と利害関係は全くありません。
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