「自分には助けが必要だ」とはっきり言うこと

義理の父が急逝して、早いもので1ヶ月が経ちました。

僕らは残された義母を支えるため、
皆で手分けしてがんばっています。

妻の朋子と妹の典ちゃんは、
交代で実家に通い、義母と同じベッドで寝て、

平日に朋子が実家に帰っている間は、
僕は娘の詩草(しぐさ)と過ごし、
週に1度は僕の母にも手伝いに来てもらっています。

義母はとても実直な人で、
決して「大丈夫」なんて事は言いません。

「申し訳ないのだけれど、私は大丈夫じゃないから、
しばらくの間、私を支えて欲しい」

そう、はっきり言ってくれるので、
僕らも「どうやって手分けして支えられるか?」という点に
エネルギーを集中できます。

もし、大丈夫じゃないのに「大丈夫」と言って、
その後に大変な事態になる事もあると思うので、
義母が素直に助けを求める姿勢は、

僕らにとってはありがたい勇気です。

いつの日か義母に精神的な落ち着きが訪れるよう、
僕らはひたすら、出来る事をし続けていきます。

監督・父
豪田トモ

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