現在、映画『うまれる』では、
2013年5月より10月までの半年間に渡り、
人と人とのつながりを通じて自殺する方を減らす
「自殺対策キャンペーン」を行っております。
現在、日本国内で、自殺で亡くなる人の数は、年間、およそ3万人。
【一日、70人以上、一時間、3人以上】です。
1人が亡くなると、4~5人が遺族になりますので、
計算上、
【毎年12万人を超える人が、家族を自殺で亡くしている】
という事になります。
他国と比べると、
【自殺率は、アメリカの約2倍、イギリスの約3倍】。
また、
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15歳から34歳の若年世代の
死因の第一位は、自殺
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です。
日本は先進国の中で自殺率が最も高いため、
物質的な豊かさとは、違った問題が潜んでいるようです。
皆(みな)、お母さんのおなかから生まれた時は、
たくさんの夢と希望があったはず。
なぜ、このような事態になってしまったのでしょうか?
昨年(2012年)、日本政府が策定した「自殺総合対策大綱」では、
(1)自殺の多くは、自ら望むのではなく、追い込まれた末の死
(2)自殺は防ぐことができる社会的問題
(3)誰にでも起こり得る危機
という基本原則が示されました。
私たちに出来る事は、何なのでしょうか?
この機会に、
皆さまと「ひとつの命が本人の選択によって亡くなるということ」
について考えていければと思っております。
★ 映画『うまれる』自殺対策キャンペーン ★
http://www.umareru.jp/suicide-prevention.html
監督・父
豪田トモ
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