「映画が出来上がっている仕組み」ってご存知ですか?
映画というのは、もちろん「動画」ですが、
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そもそもは約24枚の「静止画」をつなげる事で、
画面に映っている人が動くように見える仕組み
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なんです。
小さい頃に見たパラパラ漫画と原理は同じです。
実は、
【映画『うまれる』は約15万枚の「静止画」から成り立っています】。
それは、「15万回の想いを刻む」という事で、
結構、途方もない作業です。
※ 24コマ×60秒×104分=149,760コマ
※ 細かく言うと静止画の数はフィルムとビデオで、日米とヨーロッパで
若干異なりますが、伝わりやすくするために割愛します。
ちなみに映画『うまれる』はビデオ撮影→フィルム&ビデオ上映です。
40路を超えて、体力の衰えが顕著なこのごろは、
2時間も撮影をすると、ドッと疲れます(笑)。
知らないうちに、集中して神経をすりへらしているみたいなんですね。
でも不思議と、嫌になる事もないし、
いつも楽しく、やる気に満ちあふれていられますし、
「がんばんなきゃ!」って気持ちを奮い立たせる必要もないのは、
なぜなんだろう、と思ったりします。
・家族や周りの支え、
・出会いとご縁、
・誰かの助けになりたいという気持ち、
ドキュメントさせていただいている方々の物語だけでなく、
そこには様々な想いが、自然と刻まれているみたいです。
監督・父
豪田トモ
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