子育てをしていて思う事の一つが、
【どうか、周りのパパ・ママを断片だけで判断しないで欲しい】
なぁという事です。
・食べ物をこぼした事で子どもをものすごくキツく怒っている親
・子どもの前で喧嘩している親
・子どもが騒いでもほったらかしの親
などなど、いろいろな親御さんがいらっしゃいます。
これを断片だけで見ると「ダメ親」と思われるかもしれません。
でも、大抵の場合、そこには理由や事情があります。
(夫の支えを得られず、孤独な育児でストレスが極限まで溜まっている中、今日10回目の)
食べ物をこぼした事で子どもをものすごくキツく怒っている親
(で、その後、深く反省して子どもに謝っていた)
かもしれませんが、前後の文脈は僕らには見えません。
(ママは育児、パパは仕事のストレスが溜まっていて、
お互いに気を使えない状態の時に些細な事で)
子どもの前で喧嘩している親
(で、その後、深く反省して、仲直りし、さらに協力な夫婦関係になった)
かもしれませんし、
(今日は何度も何度も叱っていたけれど、何度言っても聞いてくれなくて、
もうクタクタに疲れてしまった末に)、
子どもが騒いでもほったらかしの親
(で、少し経ってから再び子どもに注意するようになった)
かもしれません。
子育てをしていると、
必ず、上記のような状況がありえますよね?
僕もたまにあります(笑)。
でも、こういう時にも
「何か事情があるのかな?」
と思って、
暖かい目で支えていただけると、親としてはすごく助かりますし、
子どもと向き合うエネルギーになるのかな、と思うんです。
周りの方々には様々な点で助けてもらえたら、と思う事はありますが、
【育児を断片で判断しない】
という点も「地域の支え」になるのかな、と思います。
もし本当に見ていられないような状況だった時は、
「どうしましたか?」と話しかけてみたり、
「大変ね」、「何かお手伝いできる事はありますか?」と声をかけてみたり、
その場から一旦、席を外してみる、
もしくは、他の事を考えるなどして少し我慢してみる、
なども選択肢としてはあるかもしれません。
子育てに限らず、
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人の態度・言動には必ず理由があり、
その裏側にあるものを推し量り、共感できるようになる事が、
社会で共に生きて行く上で、とっても大切な事
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なのかな、と思います。
監督・父
豪田トモ
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