※ 妻を素晴らしい女性に育ててくださった義理の父と母です。
少し前の話になりますが、
お盆休みに亡き義理の父を偲ぶ食事会が開かれました。
4月1日の夜に突然、心臓が止まって約5ヶ月。
義父と義母はとても仲睦まじかったので、
遺された義母の悲しみたるや、想像を絶するものがありました。
いまでも悲しみが消える事は決してありませんが、
義母も少しずつ1人で眠れるようになってきているようです。
僕らが予想していたよりも少しだけ早く、
義母が日常生活に戻れるようになってきたのは、
ひとえに「支え」に尽きる
と思います。
※ 右で娘の手を引いているののが義理の母。今夏は沖縄に一緒に行きました☆
・二人の娘が毎晩のように一緒に床に入り、
・天真爛漫な詩草(しぐさ)がいつも元気で笑い、
・友人や隣人が入れ代わり、立ち代わり、義母を訪れ、
・義父のご友人たちも義母を食事会に誘ってくださり、
【常に周りに涙を見せられる、話を聞いてくれる誰かがいる】
事は、とってもとっても大きいのかなぁと感じています。
時折、ストレートに物を言う事のある義母は
「よく亡くなった人は近くで見守ってくれているって言うけど、
先に死んじゃったら私を守れないじゃないの!」
「化けてでも、夢でもいいから会いたいのに出て来てくれない!」
と眼に涙を溜めながら不平をこぼす事もありますが、
「やっぱりパパに会えた私の人生は本当に幸せだった」
と最後に結びます。
※ 沖縄で娘・孫と5日間たっぷり過ごした事は義理の母にとって大きな助けになったようです。
夫婦は必ずどちらかが先に逝きます。
そして
僕らは必ず死を迎えます。
ふと、そんな事を思ったので、妻に
「出会えて良かったよ」
と伝えたら、泣いていました。
ごめんね(笑)。
周りへの感謝と愛情を忘れずに、
毎日を真摯に過ごしていきたいなぁ、
と改めて思ったお盆休みでした。
監督・父
豪田トモ
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