先日、お腹の赤ちゃんが亡くなったというご報告をさせていただきましたが、
たくさんの方に、本当にたくさんの励ましをいただきました。
ありがとうございました!
★ ブログ「さようなら、ありがとう。」
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悲しみから数ヶ月が経ち、
僕も妻もかなり精神的に立ち直ってきたように思います。
思ったより回復が早かったのは、
・お互いに支え合った事
・赤ちゃんの話題を避けるのではなく、きちんと話し合った事
・泣きたい時には遠慮なく泣いた事
・娘がいつも元気で明るくいてくれた事
が大きいなぁと思いますが、やっぱり
・映画『うまれる』を作った事
も非常に良かったのかな、と今にして思います。
手前味噌で恐縮なのですが、
映画『うまれる』を作った事で、
1. お腹の中で赤ちゃんが亡くなるのは残念ながらありうると分かっていた事
2. 流産・死産の原因のほとんどは、誰のせいでもなく、
「自然現象」であると分かっていた事
3. 世の中には同じ経験をされた方がたくさんいる事
(つまり自分たちは孤独な存在ではなく「仲間」がたくさんいる)
4. 精神的な回復に必要な事柄とそのプロセスを自分たちなりに勉強していた事
を学ぶことができ、それが大きな助けになったような気がします。
もしこの4点について何も知らなかったら、
長い間、路頭に迷っていたのではないかと感じています。
改めて、命の教育の大切さを体験したような思いです。
世の中には愛する人を亡くした事で苦しんでいる方もたくさんいらっしゃると思います。
その方々のためにも、映画や僕の文章などが少しでも役に立てれば、、、と、
気持ちを新たにしています。
愛する人を亡くされたすべての方に
平穏な日々が戻りますように。。。
監督・父
豪田トモ
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