3月28日は、
映画『うまれる』に出演していただいた、
関根椿ちゃんの命日です。
椿ちゃんは出産予定日にお腹の中で亡くなりました。
その悲しみ、苦しみ、
そして、そこからの夫婦の学び、気づきは
映画で感じ取っていただけたのでは、、、と思っています。
何度か書かせていただいておりますが、
僕らも昨夏に、初期ではありましたが、第二子とお別れしました。
★ ブログ「さようなら、ありがとう。」
http://www.umareru.jp/blog/2013/08/post-1067.html
とても辛い経験で、
娘の詩草(しぐさ)と遊んでいる姿をフッと想像してしまうと、
いつも胸にグッと来るものがあります。
先日のブログでレナート・ニルソンさんの
胎児の神秘的な写真をご紹介させていただきましたが、
★ ブログ「驚異的な胎児の写真」
http://www.umareru.jp/blog/2014/03/post-1224.html
お腹に来た時に「うまれている」んだなぁと改めて思います。
お腹の中で亡くなった赤ちゃんの事を、
よく
「天使ちゃん」
という言い方をします。
自分たちよりも先に天に戻ってしまった我が子は
天使になって見守ってくれているという強い願いから来ているようです。
椿ちゃんの「生き様」を記録させていただいたご縁から、
【3月28日は「天使ちゃんの日」】
と名付け、
すべての赤ちゃん、そして見送ったママ・パパ
それを支えてくださった産科医・助産師さんなど様々な人たちに
想いを馳せる日にしています。
改めて、
映画でご紹介した、産科医・鮫島浩二先生の
「天国郵便局からの便り」をお送りします。
椿ちゃんを亡くし、嘆き悲しむご両親に、
先生が個人的にお送りした、想像上の「お手紙」です。
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天国を出発する前、神様から
「お父さんたちと一緒にいる時間は短いですよ。
それでも行きますか?」
と聞かれたとき、本当にショックで、悩みました。
しかし、
あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、
地上に降りる決心をしました。
たとえ一緒にいる
時間は短くてもあなたたちの子どもに数えられたかったからです。
そして
私の夢はかなえられました。
いまわたしは、あなたたちと共に過ごした、短いけれども
楽しかった日々に思いを馴せ、
わたしに続き、あなたたちの家族になりたいという
きょうだいたちにあなたたちのことを自慢する日々です。
わたしは親戚のみんなといっしょに元気にしていますので、
もうこれ以上悲しまないでください。
そして心から、
「わたしの選びは正しかった」
と言わせてください。
わたしは永遠にあなたたちの子どもです。
そのことを私は誇りに思っています。
つばきより
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去年の夏に来てくれた子は、
今頃、何をしてるのかな〜?
詩草、
うまれてきてくれて、
本当にありがとう!
☆ 映画『うまれる』の劇中歌、
天使ママに捧げるアニメ「泣いていいよ」はYoutubeでご覧いただけます。
監督・父
豪田トモ