スターバックス・本厚木店がすごい!

IMG_6278.jpg ※ あっきーさんと

ずいぶん前にもご紹介しましたが、
スターバックスの本厚木店では、聴覚障がいを持った、あっきーさんという方が接客業をされています。

★ 以前のブログ「スターバックスのダイバーシティ」
http://www.umareru.jp/blog/2012/07/post-751.html

カウンターに立って、注文を取り、コーヒーも作られています。

耳が聞こえにくい方は、大抵の場合、
会社側があまり表に出さないと言いますか、接客をさせない事が圧倒的ですが、

=========================================================
スターバックス・本厚木店の素晴らしい事は、
リスクを取って実行し、コーヒーを飲んでもらうだけでなく、
お客さんに新しい経験・価値観を提供している事
=========================================================

かなぁと思います。
もしかしたら

「こちらが注文した内容は分かってくれるのかな?」

という心配をもたれるかもしれませんが、
受付には注文用の写真なんかもありますし、
指で指し示せば良いので

まったく問題なし!!!

それ以上に、
あっきーさんの笑顔に癒されて、
コーヒーがいつも以上に美味しくなりますし、

何より新しい経験が出来た事で、

自分の中で新しい価値観が生まれ、

脳が大喜びします。

IMG_9637.jpg ※ 壁に手話解説も貼られています。

また、
ここでは聴覚障がいを持った、あっきーさんが働いているだけでなく、
週に何度か、時間帯を決めて、映画『うまれる』で言うところの、

「ママさんタイム」

みたいな事をやられているんです。

10人分くらいの座席スペースを確保して、
床にマットを敷き、【ママと子ども専用の空間】を作ります。

「子どもが騒いでしまうから」、という理由で
コーヒーすら楽しむ事が許されにくいママにとっては、

こういう「愛」って本当に嬉しいですよね。

たしかに、「ママさんタイム」以前と以後では、
子どもの音量が全く違いますが(笑)、

これが「社会」ってもんです。

IMG_9638.jpg

おそらくこちらの店舗は、メイン・スタッフのどなたかが、
社会福祉や子育て、障がいを持った方々に対する理解の深い方で、

かつ、こういった、「通すのが難しそうな企画」を
うまく通すコミュニケーション能力と熱意を持った方なのだろうと思います。

他のお店や企業さんもスターバックス・本厚木店から学べる事は
多々ありそうです。

監督・父
豪田トモ

spacer
image

カテゴリ

spacer
image
spacer
image

月別 アーカイブ