おかげさまで娘の詩草(しぐさ)は3歳8ヶ月になりました。
身長は100cmを超え、ちょうど誕生時の2倍。
さて、
そんな詩草の成長を見ていて最近思う事の一つが
「子どものけんかってそんなにダメな事なのかな〜?」
という事です。
もちろん、
ぶったり蹴ったりと言ったフィジカルな「表現」は止めなきゃいけませんが、
子どものけんかって、
基本的には「気持ちと気持ちのぶつかりあい」
で、
自分の気持ちを伝える、
相手の気持ちを汲み取るという
「コミュニケーションを微調整する能力」がまだ発達してないから起きる事故
だと思うんです
(こう書くと大人のけんかも同じかも、笑)。
もっと小さな時は、気に入らないと手が出てしまっていた時期もありました。
でも、徐々に手が出なくなって叫ぶようになり、
泣きわめくようになり、
そして時折、泣かずに
少しずつ自分の気持ちを言えるようになってきている娘を見ると、
【けんかはコミュニケーション能力を身につける大切な儀式】
なのかもしれないなぁって思えるようになりました。
僕が説明するまでもありませんが、
幸せな人生を生きていく上で、高いコミュニケーション能力は欠かせません。
幸福な日々と喧嘩の毎日、は相容れないものですし、
成熟した大人になると、「喧嘩」までは発展せず、
「話し合い」の中で物事を改善できるようになっていくと思うんです
(僕はまだ「修行中」ですから、これはあくまで「イメージ」です、笑)。
そこで、
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大人になった時に適切なコミュニケーション能力を身につけるには、
「子どものけんか」って、実はものすごくありがたい練習
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だなぁと思うんです。
実際のフィジカルな喧嘩は場数が多い方が強いとも言われますが、
これは口喧嘩も同じ(笑)。
そして、コミュニケーションも同じ。
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自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを理解しよう
とする場面を経験すればするほど、
コミュニケーション能力は発達していきます。
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だから最近は、
娘がけんかをしていても、しばらく放っておく事も多くなってきました。
フィジカルに発展してしまった場合は仲裁に入りますが(笑)、
子どもたちなりに、話し合って解決したりする時もあるんです(!)
これは我が子の成長が最も実感できる瞬間の一つ。
こういう現場に立ち会えるのは、親の特権ですね。
子育てモチベーションがさらにグググっと上がります。
どうも保育園の先生に聞いてみたら、
保育園でも同じ考えのもと、
けんかは出来るだけ自分たちで解決させ、
手が出たりした時だけ仲介に入る、という方針のようです。
やっぱり理想的なのは、
大人の介在が入らずとも、
自分たちで解決・改善できることですから、
これは
【大人が見守っていてこそ、獲得できる技能】
なんだなぁと思います。
娘の幸せのために僕ら親に求められるのは、、、
忍耐力ですかね!(笑)
がんばっていきましょー☆
監督・父
豪田トモ