「映倫」
という言葉は、
おそらく皆さまもお聞きになられた事があるかと思います。
「映倫」とは、「映画倫理委員会」という第三者機関の略で、
映画館で映画を上映する時には、
必ず「映倫」の審査を受け、その作品に最も相応しい年齢層別の
区分に分類してもらう必要があります。
以下のようなマークをみたことがあるかと思いますが、
「G」 :年齢にかかわらず誰でも観覧できる
「PG12」:12歳未満の年少者の観覧は、親又は保護者の助言・指導が必要
「R15+」:15歳以上(15 歳未満は観覧禁止)
「R18+」:18歳以上(18 歳未満は観覧禁止)
前作の『うまれる』も、
次回作『うまれる ずっと、いっしょ。』も
誰でもみることのできる「G」区分として、認定されました。
費用は、どんな映画でも一律で、約30万円。
高いか安いかはそれぞれ意見は分かれますが、
僕は必要経費だと思っています。
「表現の自由」も大切ですが、
僕はそれと同じく「節度」も大切だと思っておりまして、
放っておいたら好き勝手やるのが人間ですから(笑)、
多くのアーティストや表現活動をしている方々は
違うご意見を持たれるかもしれませんが、
第三者に、ある程度の評価をもらった上で全国の皆様に観ていただく、
というのは仕方がない事だと思っています。
審査が通らなかったら怒るかもしれないけど(笑)。
2014年秋公開の次回作『うまれる ずっと、いっしょ。』は、
前作『うまれる』と同じく、
無事、映倫の審査も終わり、
また一歩、全国公開に向けて進みました。
いつも応援ありがとうございます!
監督・父
豪田トモ