インターネットの時代になっても、書籍から学ぶことは
本当にたくさんありますが、なかなか読む時間がない。。。と
いうのが現実。
そこで、監督・豪田トモが作品作りのリサーチのために読んだ
膨大な数の書籍の中から、厳選したものを、
重要箇所のみピックアップしてご紹介させていただきます。
今回、ご紹介する「いのち」の書籍は、
「死ぬ時に後悔しないために今日から大切にしたいこと」。
僕の敬愛する僧侶・中下大樹さんが書かれたものです。
中下さんは、大学院でターミナルケアを学んだ後、
緩和ケア病棟にて末期がん患者数百人の看取りに従事されました。
現在は、在宅ホスピスケアに関わりつつ、自殺問題や貧困問題にも
大きく関わられています。
大震災から3年以上たった現在も、頻繁に被災地に出向き、
多くの方の心のケアをされていらっしゃいますが、
被災地での活動は、地震当日の夜に、
「2,000体の遺体があるから棺を準備してくれないか?」
という友人からの電話でスタートしたということでした。
この書籍の中では、
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私たちが毎日の生活をどのように生きていけばよいか、
本当に満足して、人生の終わりを迎えるためにはどうしたらよいか、
非常に分かりやすく書いてあります。
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本書の一部を紹介させていただきます。
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人は生きてきたようにしか死ねない。そして、人は急には変われない。
人の〈逝き方〉は、〈生き方〉そのものである。
人の死は、必ず周囲の人に何らかの影響を与える。
死から生を見る視点が、現代社会には欠けている。
「遺体って怖くないですか?」と多くの方によく聞かれるようになりました。
私に言わせれば、「生きている人間の方が、遺体よりよっぽど怖い」というのが本音。
何故なら、遺体は嘘をつかないから。そして、人をだましたり、怒鳴ったりしないから。
人は死んだ後、自分で棺に入ることはできない。
人間は、生まれる時と同様、死ぬ時も誰かのお世話にならずにはいられない。
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ぜひ読んでみてください!!
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監督・父
豪田トモ