皆さま、こんにちは!
映画『うまれる』監督・プロデューサーの豪田トモです!
7月16日、8月6日に配信した有料メルマガVol.13、14では、
「パパ料理研究家」の滝村雅晴さん(44歳・二児の父)
のお話をお届けしました。
今回、このときのエピソードを
有料メールマガジンの会員でない方にも知っていただきたく、
抜粋してご紹介させていただきます。
もともと猛烈に働くビジネスマンだった滝村さんは、
2003年に長女・ゆりかちゃんが誕生したことをきっかけに
パパが料理をする事で家族皆が幸せになる事を提案する
「パパ料理研究家」になりました。
しかし、
ある日、愛娘のゆりかちゃん(7歳)が
重い脳の病気にかかっていることが分かります。
滝村さん、奥さん、次女のまおちゃん、
家族全員でゆりかちゃんの闘病生活を支えましたが、
約1年後、
ゆりかちゃんは天国へ旅立ちます...。
ゆりかちゃんが亡くなった日に滝村さんが書かれたブログをご紹介します。
******
大すきな、大すきな、大すきな、大すきな、大すきな、
長女 優梨香が、1年近くの闘病生活を終えて、天国へ旅立ちました。
8歳と8か月でした。
昨年の2月23日に脳に病気が見つかってから、
小さなからだで本当によく頑張りました。
優梨香は、名前の通り、本当に優しい子でした。
最後の最後まで本当に思いやりがあって優しかった。
パパ料理研究家になったのは、優梨香が産まれたから。
いままで数えきれないぐらいパパ料理を作って、一緒に食べてきました。
一番大好きだったのはオムライスだったね。
幼稚園年長さんの時に聞いた将来の夢。
それは、
「みんなを幸せにする魔法使い」
でした。
彼女の魔法で、妹の真央が産まれました。
ママは、たくさんの友だちができました。
パパは、パパ料理研究家になりました。
優梨香は立派な魔法使いになっていました。
お姉ちゃん、夢は叶ったよ。
優梨香は天国へ旅立ちましたが、
魔法の力は僕をはじめ、
たくさんの人に残していってくれました。
優梨香が僕たち夫婦のもとに来てくれたことを、心から感謝します。
ありがとうね。
ありがとうね。
ありがとうね。
ゆりかお姉ちゃん。
いつまでも、みんないっしょだよ。
******
涙なくして読めないお話ですが、
私達に
「本当に大切なものは何か」を伝えてくれます。
======
(抜粋)
「普通に歩けて、
話せて、
ごはんが食べられて、
作ったごはんを食べてくれる家族がいて、
それがどんなに幸せなことか。
みんな、もう夢は叶っているんですよ。
それに気づけるか、気づけないか、というだけじゃないかと思います。」
(滝村雅晴さん)
現在発行中の有料メルマガでは、
滝村さんご家族の治療の様子、グリーフ・プロセス、
ゆりかちゃんとの日々が教えてくれた、大切なことの数々をご紹介しています。
ご興味のある方は、ぜひ下記からお申し込みください!
★有料メルマガのお申し込みはこちら
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
月にコーヒー1杯の値段(500円)で『うまれる』有料メルマガを購読しよう!
http://www.umareru.jp/mail/special-magazine.html#entry
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
監督・父
豪田トモ