超特大ヒット・アニメ映画「アナと雪の女王」。
娘さんたちがハマっているご家庭もいらっしゃると思いますが、
我が家の3歳11ヶ月の娘・詩草(しぐさ)もメッッッッチャ大好きです☆
以前から詩草が好きなアニメは
・歌と踊りがあるもの
・それ以外にも全般的に動きのあるもの
・人間以外の変わったキャラクターの出ているもの
なんだなと思っていましたが、「アナ雪」はドンピシャ!!
飽きやすい年頃にも関わらず、
半年以上、ブームが続いていて、
家の中には「アナ雪」グッズがどんどんと増えてきました(笑)。
ところで、この「アナと雪の女王」、
【舞台が北欧のノルウェー】だってご存知でした?
製作前には美術スタッフがノルウェーでロケハンしたそうですが、
実際、たくさんの似た風景が広がっています。
★ 詳しくは以下のサイトをご覧ください。アナ雪の実風景に魅了されます ★
http://tabizine.jp/2014/03/18/7441/
http://www.cinemacafe.net/article/2014/03/07/22199.html
http://matome.naver.jp/odai/2139684244628596101
僕は先日、北欧プロジェクトのためにノルウェーに行きましたが、
非常に高度な福祉社会という印象を持ちました。
税金と物価は非常に高いですが、
産まれる前から亡くなった後までの人生の旅路のほとんどを
国・政府がサポートしてくれるので、
【国民の生活に対する安心感や国に対する信頼感も高い】ようです。
・出産前の健診や出産費用
・小学校から大学までの教育費
・授業を受けるという部分だけでなく、給食や教科書など「教育」に含まれるものもすべて
・歯以外のあるゆる医療費(未成年は歯科医療も無料)
・高速道路
・介護費
などは国から無料で提供されます
(若干異なる部分があるかもしれません&他の北欧諸国もだいたい似ています)。
つまり、
人生において根幹となる部分が無料なので、
「病気になったら」
「障がいを持ってしまったら」
「働けなくなったら」
など様々な心配事から解放されるのです。
これが安心感と信頼感を生み出すようです。
病院に行っても「会計」という概念がないし、
高速道路に「料金所」がないんです。
なんか不思議な感じでした(笑)。
こう聞くと単純に「いいなー」って思うかもしれませんが、
じゃあ収入の半分以上を国に差し出せるか、
消費税を25%まで上げていいかと聞かれると、
「うぐっ」となりますよね(笑)。
ただ、これまた逆に考えると、
【自分の収入の半分を出せば信頼と安心が手に入る】と考える事が出来るのかもしれません。
北欧に長らくお住まいの日本人の方が
「北欧並みの安心と安全、信頼の生活を手に入れるのは簡単ですよ。
税金をたくさん払えばいいんです(笑)。」
とおっしゃっていましたが、
一理ありそうです。
そのためには、
透明性や国・政府との信頼関係作りなどなど、乗り越えるべき課題は
たくさん、たくさんありますし、
北欧諸国にも医療やアルコール・ドラッグ・生活保護依存、移民など様々な課題があります。
どっちがいいんだろうなー!!!!!
と「アナ雪」の風景をみながら、
すっごく悩みました。
http://www.umareru.jp/blog/cat180/
監督・父
豪田トモ