去年の夏に喉に病気が見つかってから
ほとんどやっていなかった講演会ですが、
久しぶりに大分県にお邪魔しました。
今回の講演会は何とお寺!!
お釈迦様を背にお話させていただくのは
二回目ですが、なかなか慣れないですね(笑)。
とても緊張しましたが、
とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。
冒頭の写真は、
先月まで開催していた「うまれてくれてありがとう」キャンペーンの一環として
(今月からは虐待防止キャンペーン(http://www.umareru.jp/umareru/abuse-prevention.html)に変わっています。こちらもよろしくお願いいたします!)、
ロウの入った紙コップを参加者に渡してメッセージを書いたものを、
本堂までの道に並べられていた様子です。
上映会を企画された皆さまで話し合って決めたアイデアのようですが、
夜のお寺にこの灯篭が並ぶのは圧巻の光景でした☆
素晴らしかったです!
今回、お呼びいただいたのは、
以前、新潟市の社会福祉協議会「子育てなんでも相談センター・きらきら」
にお勤めで、当時も『うまれる』の上映会と講演会を開催してくれた永石美穂さん。
★ 以前のブログ「ワンストップで何でも相談できる子育てセンター」
http://www.umareru.jp/blog/2013/03/post-934.html
その後、
お坊さんである旦那さまが実家のお寺を継ぐ事になったので
大分に引っ越したと聞いていたんですが、
場所を変えてまで
ご縁をつなげてくださって本当に嬉しいです。
ありがとうございます!
実は永石さんが新潟で僕を呼んでくださった当時は、
結婚5年でなかなか子どもが授からず、不妊治療をしても結果が出ていなかった時でした。
講演から1年後、ようやく赤ちゃんがやってきてくれたものの、
流産。。。
失意にくれたご夫婦でしたが、
『うまれる』が救いになったと語ってくださいました。
そんな事を言ってくれるなんて、
本当に製作者冥利に尽きます。
ありがとうございます。
そして何と、
昨年、結婚9年目にして、やっとお子さんを授かったんです!!!
あきこちゃんは現在、1歳1ヶ月。
可愛い、可愛い、赤ちゃんです。
以下は大分の朝日新聞に永石さんご夫婦のお話が掲載された記事の抜粋です。
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「不妊治療を、映画は前向きに考えさせてくれた。特に若い人たちと一緒に見たい」
との願いを込めた。
(中略)
上映の準備をしているのは常妙寺住職の永石光陽住職(39)。
結婚から9年目、昨年9月に妻美穂さん(38)との間に長女あきこちゃん(1)が生まれた。
夫妻は29歳だった2005年に結婚した。
子を望んだが授からず不妊治療を始めたが、それでもできなかった。
光陽さんが映画を見たのは、そんな時。
「気持ちが落ち着いた」
という。
映画に後押しされ、体外受精に取り組んでみることにした。
妊娠はしたものの、わずか2カ月で心臓は止まった。
「2人で生きていく人生もいいかもね。選ばれた夫婦なのかな」。
そんな会話も幾度となく交わした。
「少し休んでから、もう一度」
と考え始めた矢先、
自然に妊娠していた。
不安もよぎったが「無条件にうれしかった」と振り返る。
光陽さんは9月、あきこちゃんを授かってからは初めて映画を見た。
「命の重みを、前より感じています」。
美穂さんは
「この子も、流産した短い命も、
私たちを選んできてくれたんだなって思うと幸せな気持ちになる」
と腕の中にいるあきこちゃんを見つめた。
同級生たちの協力を得ながら準備は進む。
「見る人によって、いろんな感じ方があると思う。
周りの人に少しだけ優しくなってもらえれば」と話している。
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光陽さん、美穂さん、
ありがとうございました!
&
おめでとうございました!
あきこちゃん、
うまれてくれてありがとー!!!!
★ 「うまれてくれてありがとう」キャンペーンは先月で終了いたしましたが、
今月からは3回目になります虐待防止キャンペーンを実施中です!
http://www.umareru.jp/umareru/abuse-prevention.html
監督・父
豪田トモ