監督のトモがスピーチをさせていただいた時のものです。
(初めての英語でのスピーチ!)
映画『うまれる』シリーズ・プロデューサーの牛山朋子です。
4月より1作目の映画『うまれる』の
海外での自主上映会のお申込受付を開始しております
(2015年4月1日〜2016年3月31日までの1年間の期間限定です)。
2010年に
『うまれる』を公開してから4年以上経ちましたが、この間は、
・世界中の方々に『うまれる』をご覧いただきたいという気持ちと、
・メリットを圧倒的に凌駕してしまう違法コピーの問題、
・通貨や言語が異なる海外での上映をどうサポートしていくか、
などに悩み、議論し続ける期間でした。
特に映像は一度データになってしまえば、あっという間に
コピーされて無料で出回ります。
そうなった場合、小さな所帯でやっている私たちは今後、
活動を停止せざるを得なくなってしまう可能性もあります。
ただ、やはり、
「日本国外に住んでいる方たちにも映画を観て欲しい」
という気持ちが消える事はなく、約一年間かけて、どうすれば
海外で自主上映会を開催していただけるような状態になるのか、
を考えてきました。
昨年、スウェーデンで『うまれる』の上映と講演をさせていただいた
時には、高度福祉社会、男性の育休取得率が80%を超える現地の方々が
「スウェーデンの父親と日本の父親は全く違うものだと思っていたけれど、
悩みながらも愛する我が子に向き合う姿は何ら変わらない」
と発言してくださいました。
おそらく、今後海外で上映させていただく事によって、
日本と当地に住む方々との相互理解が進み、
イメージのシフトチェンジが起こるのではないかと
強く感じた経験でありました。
そこで、【2015年4月1日〜2016年3月31日】までの1年間、
期間限定で、海外での上映を解禁させていただくことにいたしました!
サポートが日本語のみになることもあり、
お申込は現地の日本人会の会員の方のみに限らせていただく、など、
日本国内での上映に比べて、多くの条件を設けさせて
いただいておりますこと、ご了承くださいませ。
海外に出て、多くの方にご覧いただけますよう、
祈っています。
★海外上映の詳細はこちらから
http://www.umareru.jp/world-cinema.html
よろしくお願いいたします!