監督の豪田トモです。
久しぶりの投稿です。
先日、生まれて初めて「断食」というものをしてみました!
新作の公開で一息つき、次の作品の始動までの間、
人生にとって、そして作品を作っていく上で良い刺激と学び、気づきが
あったらいいなと、最近は今までやった事のない、
新しい体験にチャレンジしています。
おそらく「断食」
(最近は「ファスティング」とも言うらしい)
と言っても様々な定義があるのかなと思うんですが、
僕の場合は水や酵素ドリンクなどで、水分と一定の栄養素は
確保しつつ、いわゆる
「食事」を抜いた、ワンデイ・オンリーの断食にしました。
毎日ほぼ3回(いや4回?笑)、
当たり前のように食事を取っていると、
「習慣」というものを捨て去るのに、ある種の恐怖心があります。
朝メシを抜く、ランチを食べない、くらいだったら、
まぁ忙しい時にない事はないんですが、
「全部抜く」
というのは、なかなか出来そうで出来ない。
「どんだけ腹減っちゃうのかな。。。」
長らく、その勇気が出なかったんですが、
今回、断食にチャレンジしてみようと思ったのは、
ダイエットというよりも、
そんな自分に向き合う事で、新しい何かがうまれたらいいなぁ
という事でした。
「断食」というのは、
実は人類の歴史上、ずっと取り組まれてきている事で、
そもそもは宗教的行為なのだそうです。
食べない期間を設ける事で、
食べられる事への感謝の気持ちを持つ事だったり、
24時間365日働き続けてくれている胃腸に休暇を与える事で逆
に健康的な身体になる事だったり、
はたまた抗議手段としてだったり、
様々な目的のために「断食」は行われてきたのは知っていたので、
いつかやってみたいなとは思ってたんですが、
「お腹が減りすぎて仕事のパフォーマンスが下がったらイヤだな」
というのがなかなか取り組む事が出来ていない理由でした。
でもやってみたら、
思ったより苦しむ事なく(おそらく酵素ドリンクが効いてる)、
フツーに生活できました。
体力を使わないように家でじっとしてようと思ったけど、
意外にプールにも行けちゃったし、
夜もフツーに寝れてしまい、
ちょっと拍子抜けなくらい(笑)。
あんなに怖がってたのは何だったんだろう、という感じでした。
(おまけに翌朝、体重が800gも減ってた!)
今回、断食をしてみて自分の中で成果になったのは、
「習慣というのは、いざ捨てても大した事ないな」
という事。
そこから
古い自分を捨てて、
新しい自分を生み出すのはそんなに怖い事ではないし、
やろうと思えば全然出来ちゃうぞという
自信と勇気が持てた事かな。
ダイエットのために、
健康のために、
自分の中にある恐怖心に向き合ってみるために、
断食は一度トライしてみる価値はありそう。
特に、見えないシガラミにがんじがらめになっているあなたに☆
監督・父
豪田トモ